本当くそガキが(なんて言っちゃいけないんだよね)

らいあんさん
らいあんさん

自分の今まで言ってきた事が一部の人には全く伝わっていない事に驚いた。

 

僕はこれでも増税や公共投資による財政政策ではなく、政府が緩やかなインフレターゲットを日銀に設定するリフレ対策を最優先させる事によって、日銀に量的緩和政策を取らせる事を繰り返し語ってきた。物価上昇による実質金利を下げる事によって、デフレを脱却し、適度な円安を長期的に誘導する。

 

デフレと円高はフレンズさんも言ってるけど、コインの裏表なので、まず日本の長年のデフレ体質をなんとか脱却しないと、為替の大きなトレンドは変わらない。

 

今までも自分のスタンスをこれでもかって明確にしてきたつもり。

 

それがなぜか全く伝わっていない。他人を批判するばかりで、具体的な円高対策を示していないって

これ以上の円高対策がどこにあるというのか?

 

でも、僕も文章や表現力もまだまだということなのかな(汗)。

 

しかし、あの態度で一から全てわかるように説明しろって(苦笑)。最近のガキは何を勘違いしてるんだろうね。

 

駅でいきなり絡んできた人間に「俺のこれからの生活をなんとかしろ!」って言われるようなもんだろ。

 

なんでわしがあんたにそんな義理がありますのん?

 

 

やってられないので、こういう時はいつものエセ関西弁でまぎらわすとしよう。基本、自分にウケればOKなんです。*関西の方、決してバカにしている訳ではないので、誤解しないように。

 

 

 

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ちょっと酔っ払ってるんで、間違いがあるかもしれないけど、まぁちょっと今までの自分が言っている考えの概要を整理しておく。

 

*なぜ公共投資がいけないのか?

 

公共事業などを行って一時的に雇用を増やしても、結局それは国の債務となって、返ってくる。そうなると国債の金利は上がり、円高になる。円高になれば、大半の日本企業は減収となり、大きなダメージを受ける。要は公共事業をやった分が、海外に吸い取られてしまうと言う事。このサイクルではどんどん日本はじり貧となってしまう。

 

ただし金融政策と併合する場合は効果が出る場合もある。なぜなら、金融政策をする事によって、適度なインフレが保たれて、円高になりにくくなるから。

 

*デフレと円高の関係

 

例えば1ドル100円のリンゴがあるとしよう。仮にアメリカの物価上昇率が年間1%として、日本が0%としたら、一年経てば米ではリンゴは101円になり、日本は100円となる。これをドルに直すと1ドルでは99円と1円の円高になってしまう。これが実質金利がプラスになってしまうということ。

 

だから円高が続けば続くほど、デフレになる。逆を言えば、この体質を改善しない限り、何をやっても円高は止まらないということ。為替介入などの単発の介入を行ってもほとんど意味がない。大きな病気になった時に根本的な食生活やそもそもの原因を改善しないで、ビタミン剤を飲んでいるようなものだ。

 

*デフレ時に量的緩和政策がなぜ有効か?

 

国の不況時に日銀が他の銀行から国債や手形などを買う事によって、その銀行の日銀用の当座預金にお金を振り込む事で、民間の銀行同士で十分なお金の流動性を持たせる。

 

日銀が紙幣を刷れば、日銀は約99.8%の通貨発行益を得る事が出来る。1万円刷るたびに9980円の利益を日銀は儲けられるということ。これは政府が受け取り、そのあとは国民に流れる。したがって、日銀が金融緩和して民間の銀行の当座預金残高が増えれば増えるほど、通貨発行益も増えて、結果的に世の中に出回るお金も増えて、それで物価が上がるみんなが予想するということ。

 

*なぜデフレ時に消費税の増税は最低の行為なのか?

 

平成9年に消費税を3%から5%に上げてから、日本の全体の税収はどうなったか? 消費税は増えたが、所得税と法人税が減り、全体での税収は長期的に減り続けた。こういう過去があるのに、なぜまた増税をすれば、なんとかなるという理屈が出るのだろうか。

 

デフレとは需要が極端に減って供給過多になっている状態。その状態で、更に需要を消極的にさせる増税という方法を取るのは、マーケットに明らかに逆行している。

 

http://www.mof.go.jp/gallery/20110311.htm

 

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