9/6-7 やはり歴史に残る日となった

minnsann123さん
minnsann123さん
分かるのが遅かったが、いくつかの大きな事がおきた。

1 日本の夕方、スイス銀行がフランの高値に限界を設けると発表。で、無制限介入を開始した。
 つまり、想定のレート以下になるまで介入を続け、監視していくという宣言。
 結果として、現在は想定以下まで下げている。(フラン安に急転、もちろんフラン安円高)
  その影響でドルが上げ、円安になり、ユーロやポンドはいったん急騰したが、ヨーロッパ市場で下 げられている。自国通貨安競争が展開されている。

2 イタリアは緊縮財政に抗議するデモが起きている。ユーロの価値下落に拍車をかけている。ギリシャ問題も再燃しかねない事態となりつつある。結果として上記介入で上げたポンドも下げている。

3 ダウは劇下げ。その後、少し持ち直しているが、先週末から続落。上記のドル高もあり国内消費は伸びるだろうが、製造業の回復と景気回復は遅れそう。オバマさんの発言がますます注目される。

4 リビアの紛争は終末段階を迎えたことが明らかになりつつある。後はトップの拘束または、海外逃亡の確認だけらしい。


上記ほど大きくないが、いくつかのニュース
・台風の長雨で、深層崩壊が起きたらしい。崖の対岸が岩盤の上部全部が崩壊して土石流となって、対岸の民家までのし上げて押し流したらしい。少し前に外国で起きたときにニュース解説などされていたが、日本でも起きたということ。危険箇所の点検に時間がかかっているうちに、災害が起きたらしく、こうなると、どうしようもない。想定内だが、被害者への救援が必要な事態のようだ。
 関係して、野田首相が視察で、原発被害状況を福島に、台風被害状況で近畿に、震災被害状況で東北に、3日にわたって行うそうだ。冷静に、客観的に実情を見てもらいたいものだ。
・北電が建設していた太陽光発電施設が公開された。最大発電量は1メガワットらしい。志賀原発の30秒間で発電する量を1年間で発電するそうだ。これだけだと、言い訳のために作っただけと思われそうだが、今後も何カ所かに作る予定だそうだ。で、ここは、素直に喜ぶことにしよう。でも、風力発電の方が効率がよいらしいので、そちらに主力をおくなら、大いに喜びたい。(北陸は曇天が多い。また、季節風の関係で能登方面の山には発電向きの風が良く吹く。雷対策をした施設を作るには好都合だと思うがどうか・・・)
・トヨタが主力車カムリの新型車を北米で販売開始する。韓国製の競合車と勝負するらしい。部品などは現地調達中心で賄う、アメリカ製となるようだ。生産拠点の現地化なので、円高の影響は少なく、韓国製に対抗して従来より低価格の設定らしい。これからの自動車は、車種により逆輸入で販売することになりそうだ。これは、オートバイなどですでに開始されているらしい。(日曜雑貨品や食料は昔から輸入に頼っているので、目新しいことではないのだが・・・)
 電気製品も衣類も輸入品が多くなっていて、経済のグローバル化は進行中、というだけのハナシかも。そういえば、今問題となっているのは頭脳流出と技術流出でした・・・。
1件のコメントがあります
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ダウがゆっくり反騰している。ユーロドルが落ち着き、ドル高が容認されつつあるのかもしれない。
しかし、これは、先行き不安定になるということに・・・?
やはり、根本的な問題の解決策が提示されないと、ドル高ダウ高にはなっていかないように思われる。
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