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[トリポリ 3日 ロイター] リビアのカダフィ政権と米中央情報局(CIA)や英情報局秘密情報部(MI6)との緊密な協力関係を示す文書が、元リビア対外情報局長のオフィスで見つかった。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチが3日、明らかにした。
同団体のスポークスマンによると、カダフィ政権崩壊後に元リビア対外情報局長で外相も務めたムーサ・クーサ氏(英国に亡命)のオフィスから、同氏とCIAやMI6の職員との緊密なやりとりが記された数百通に及ぶ書簡が見つかった。CIAからの数々の手紙は「親愛なるムーサへ」で始まり、CIA職員の名前のみの署名があったという。
見つかった文書の中には、2004年にCIAによって拘束され、リビアに移送された反カダフィ派の暫定政権で軍事司令官を務めるアブデル・ハキーム・ベルハジ氏に関するファクスも含まれていた。スポークスマンは、「ベルハジ氏がアジアでCIAに拘束され、リビアに引き渡された後、同国の治安当局によって拷問された」と語った。
米英の情報機関とリビアとの協力関係は、2004年にリビアが大量破壊兵器の製造を放棄してから始まったとみられる。ただ専門家らは、発見された文書によって、これまで考えられていた以上に広範囲の協力関係が示されたと指摘している。
今回の発見により、反カダフィ派である暫定政権の反発を買う可能性もある。
また文書では、ジョージ・W・ブッシュ前政権がテロリストとみなした容疑者を第3国へ引き渡し、尋問させていたことが改めて明らかになった。複数の人権団体はこれまでも、第3国に送られた容疑者が拷問に遭うことを承知の上で、米国が引き渡していたと非難していた。
(ロイターより抜粋)
renji-chan-chanの感想
世の中「ブラック過ぎ」・・・・まじめに生きてる人は「馬鹿をみる」
まじめなやつが権力握って「ブラック世界を推進してる」
こんなろくでもない世界だからせめて自己防衛はしておきたいね。
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