統計的に見ても9月のパフォーマンスが一番悪いそうです。理由としては、ヘッジファンドとか投資信託の決算が集中していて、売られやすくなるからとか(汗)。
まぁ、簡単に言えば、大口が売っている時期だからということ。
僕が言ってもあんまり説得力がないので、こっちを見て欲しいんだけど
http://www.777money.com/tameru/9gatu.html
ジェレミーシーゲルってあのバフェット氏も一目置いている有名なアメリカの経済学者さんがいるのですが、その人が小まめに統計を取っていてデーターでもちゃんと証明しているようです。
*米国で過去120年に渡る長期のデータを分析した所、NYダウは9月だけが月間平均でマイナスになっている。
そして次の10月のパフォーマンスは、その9月の次に悪いとのデータもあるとのこと。リーマンショックも確か10月ぐらいだったよね(汗)。だから長期の人は10月後半とか11月ぐらいまでは様子を見るのがいいのではないでしょうか。
これ本当によく思うんだけど、自分の言っている意見や考えも何かの具体的な(過去の)データに基づいてないと、机上の空論だからね。それをしない人達は、ちょっと都合が悪くなったら、また全然違う事を言いだす。
偽物のカリスマトレーダーはほとんどがこのパターンです。損切り、損切りって言ってるのに、急落時に人にナンピンを勧めたりする(苦笑)。それでも勉強になりますとか言って感謝してるんだから、まぁみんなお人よしでいいねって呆れてしまいますが(汗)。
データを見て議論するという事に関して言えば、僕からしてみたら、明日日本は破滅するって言ってるのと、日本経済にとって今の円高はいいと言っているのは大して変わらないんですよ。円高を容認する人は、全く今までのデータを無視して議論してるからね。小さな円高のメリットを取り上げて、必死に擁護する人を見ると本当バカじゃんって思います。
だって今までの円高と株価や失業率のデーターを比べてみたら、円高が日本経済にとっていいのか悪いのかそんなのすぐにわかることじゃん、一目瞭然ですよ。別に難しい事でもなんでもない。それさえしない人達がほとんどなんだから、そりゃカモが減らないわけだと思います。