先週は一時77.70円まで上昇したので、もしや、流れが変わるのか?
などと思ったりもしましたが、結局は76円台で終了。
MACDに買いサインが出ていたので期待感もあったのですが、やはり一目の雲が上昇の思惑をそぎ落とす感じは変わりなさそうです。これから先も雲は少しづつ下がってくる形になっていて、もはや80円台回復は大きな材料が出てこないと難しい状況と言えるのでは。
トレンドの流れを示すと言われる基準線も当面は横ばい、その後、下向きの予定。
今日の民主党代表選で何かが変わるのか?仮に経済政策を打ち出しても結果が出るのは当面先、なのでやはり円高傾向はしばらく続きそう。
では介入は?
他の国の協力を得られない。
効果が限定的。
過去の介入による外貨準備の含み損がどんどん膨らみ、解消の目途もない。
などの理由で踏み込みにくい事は間違いない。
それと、実は国内企業のドル売りはドル買いより金額が少なく、円高は必ずしもデメリットとは言えないという事情もあるようです。
となると、しばらくはやっぱ円高は変わらずの流れでしょうか。