昨日発表された7月の米国耐久財受注の動きを前年同月比で見ると次のようになっています。わずかに反発を見せましたが、軟調気味な基調に変化はありません。
耐久財受注統計の中の出荷と在庫を用いて作成した7月の耐久財在庫循環モメンタムはこのようになっています。出荷の弱さが多少気になります。
というわけで、耐久財受注からは景気回復の強いシグナルは読み取れません。しかしながら一方で、QE3を正当化するほど弱い基調でもないことに注目する必要があると考えています。
「人気ブログランキング」に参加しています。記事がお役に立ちましたら、下のバナーをワン・クリックお願いいたします。大きな励みになります。
本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、東洋経済新報社、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム