日本製紙グループ本社は、東日本大震災で被災した石巻工場で、石巻市、東松島市、女川町のがれきの受け入れを始めたそうです。
8月中に宮城県と正式契約を結び、年間12万トンのがれきを焼却する予定だそうです。
工場は津波で設備が被害を受けており、9月中旬の生産再開をめざして復旧中で、20日からボイラーの連続運転と自家発電を再開したそうです。
がれきは、これらの燃料となり、21日から始めた東北電力へ最大4万キロワットの電力供給にも一役買うそうです。
宮城県は県内のがれきを最大1800万トンと推計し、3年以内に処理するのが目標だそうです。
民間企業と震災のがれき処理契約を結ぶのは初めてで、合板大手セイホクの石巻工場とも同時に契約し、少しでも処理ピッチを上げる考えのようです。