負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望42

欧州の銀行の破たん懸念で、株が暴落。アメリカの経済指標が悪化して、さらに暴落。来週、26日に、ジャクソンホールで、バーナンキ議長の言動待ち。
さて、来週はどうなるか。ここは、三通りのシナリオが用意されている。
金曜日まで、続落。バーナンキ会見で、材料出尽くし。
金曜まで、上げ下げ。バーナンキ会見で、材料出尽くし。
金曜まで、上昇。バーナンキ会見で、材料出尽くし。
すべてに言えることは、バーナンキ講演で、材料出尽し、一時的に、株価が、上昇するのではないかと考えているところである。
現在の相場環境を鑑みるに、欧州金融懸念、アメリカ経済悪化懸念、中国景気減速懸念(欧州は、一足先に、景気が悪化している)の三重苦である。
金融政策で、実体経済が上向くのか、実際のところは、現在の経済指標の落ち込みは、一時的なもので、クリスマス商戦までには、経済指標が改善するのかも。
しかしながら、アメリカ、欧州、日本の財政赤字は目を覆わんばかりの、ひどさであり、財政健全策へとかじ取りをし始めている。実体経済の悪化、これを支えるための財政出動。これは、日本がバブル崩壊以降たどってきた道である。財政健全化か、積極財政か。もし、日本で、バブル後の、公共事業がなければ、日本の経済はさらに悪化していただろうといわれている。リーマンショック前、日本の景気が良かったのは、アメリカの不動産バブルにより、信用増殖が起こり、リスク資産を買い向かい、それがさらに、新たに、信用を増殖させたということである。
つまり、全世界的なバブルの発生。これが、全世界的株価の本格上昇に必要となると考えられる。
となると、今後数年間、株価は行ったり来たりの状況が続くのではないか?おそらく、この時が、相場の転換点になるのではないか。
<為替相場>
ドル円     75.20~77.50
ユーロ円    108.20~112.50
ユーロドル   1.4280~1.4550
欧州金融危機。ひょっとすればユーロ高か?
欧州の金融機関が、手元資金を手厚くしたいために、対外資産の売却し、ユーロへ転換する可能性が高いと考えられる。そうなれば、ユーロ高となる。
しかしながら、さすがに、ユーロをここで買い向かうのは、勇気がいるところである。
経済指標は、アメリカの7月 耐久財受注(前月比)が、今後のアメリカの製造業の景気を占ううえでの、メルクマークになるのではないかとかんがえている。
アメリカの経済指標が数多く出るので、売り方とすれば、アメリカの実体経済が明らかになる前に、利益確定したくなるのではと考えている。
<株式市場>
日経平均    8350~9100
この先、世界経済がリセッションするのであれば、日経平均は7000を割るかと考えている。しかし、もし、一時的な、落ち込みであるのであれば、ここは買い場となる。日経平均上場投信を少しずつ買っていってもよいかもと考えているが、8月26日のバーナンキ講演。これが今回の下落劇の幕となるかどうか。もし、ここで、量的緩和の再実行が、示唆されなければ。どうなるのであろうか?
ウシ象は横ばいであると考えているので、戻り待ち売りが基本戦略になると考えています。
経済指標は、先行指標を中心に見ていく必要があるかも。

 

つい最近のこと、KARAなる、韓国人アイドルグループが、ファンとの握手会ののち、ペーパータオルで熱心に手をふいていたとのこと。
ウシ象に言わせれば、こんなことはどうでもよいことであるが、ひょっとしたら、そのファンどもが、口に出すのも汚らわしいもの、あんなものや、こんなもの、その直前まで、握っていたのかもしれず、当然のことである。
もし、KARAなるアイドルグループが、
「これから、ファンとの握手会があるから、犬のくそを握っておくね」
と言いながら、犬のくそをグウっと一握り、指の間から、犬のくそが・・・・。
あなたは手を洗わないだろうか。アイドルだから、握手会の前に、犬のくそを握らない、そんな保証などどこにもないのである。
お互いさまである。
知らない人と握手をしたあとは、手洗いをしよう。(by ウシ象)。

2件のコメントがあります
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そんなことはないです。

ウシ象は、時々考えることがあります。

たとえば、今よりも時代がすすみ、アジア圏が、低成長時代に入り、その次は、アフリカ諸国が、市場になる。さらに、アフリカ諸国が低成長に陥る。次の新規の市場はどこになるのかと。

ウシ象が生きている間には、おそらく、実現しないでしょうが、この先、平和な時代が続くことになれば、人口の増加は避けられないでしょうし。

あるいは、さらに科学技術が発展し、人類にバラ色の未来を約束してくれるというのだろうかと。

性善説、性悪説、この先、どうなるのか。ある作家が、時代の閉塞感などと言い、自殺しましたが、人間の生きている期間などは、長くて80年ぐらいでしょう。その間にどれだけの変化があるのか。

今は、情報通信技術の発達により、人間が、知識を共有できるようになっています。ある意味、世の中の、移り変わりが激しいとも言えるのかも。

明治時代の農村の生活は、江戸時代初期のままであった(記憶違いかも)とある民俗学者などが言っていますが、明治時代の農村などは、情報などが、ほとんど無かったので、その様な状態であったのかもと考えたりもしています。

後半は、すこし話がづれましたが、ウシ象も、この先、先進国が衰えていくのは、予感しています。全世界日本化状態になるのでは、と考えています。

何となく、読んでいて思うのはトインビーの言う、大航海時代からの

 

西欧の時代が終焉を迎えると言うように思えました。

 

資本主義も何れは終わることでしょう。

 

そして、ローマ帝国崩壊~ルネサンスまでの、全くゼロ成長の時代が

 

到来するのではないのかと言う予感です。

 

栄枯盛衰ということなんでしょうか。

 

日本も徳川300年、ゼロ成長、人口増加なし、でしたから。

 

悲観的ですみません。

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