信用取引

etuzann2000さん
etuzann2000さん

未だかつて信用取引をしたことが有りません。

今日この頃信用売りをしたくなりました。やな御時勢です。

信用売りそのものが私の中で 妥当な株取り引きと 認めたくないシステムなのです。

利益をあげるチャンスを衰退して行く銘柄 企業から 利益を得ることが正しいとはとても思えないからです。

本来 時勢に乗り、頑張った企業を応援するシステムが資本主義では無いでしょうか!

持ち株を売るのは構いませんが、持ってもいない企業の株を売る。このシステムは利益を得るチャンスは有りますが 何でもかんでも利益を上げれば良いのだという構造はやはり同調しかねます。

いやな経済活動のなかに活動する自分が少しみじめです。

2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
いやはや精読いたしました。
PC88mk2さん

揚げ足を取るみたいで申し訳ないですが…

 

 

 

「時勢に乗り、頑張った企業を応援するシステムが資本主義というもの」では無いです。(定義的に。)

資本主義が目指した魂も、「応援する」ことにはありません。

 

資本主義とは、秩序形成形態の一方式(1つの案)というべきでしょうか?

 

[Wikipedia:資本主義]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9

 

「株」という仕組みが資本主義社会において本来設定した利益は、配当などのインカムゲインにあります。

そのため、株購入による株価の差益によるキャピタルゲインも、空売りと同義の存在です。

 

言い方を悪くすれば、「株を購入して株価が上がったので売却して利益を得た」という行動は、「正しい投資の結果」や「労働の対価」と言い難いものです。

(こすくてずるい話です。なので、政治家は取引時の利益について増税を検討する訳ですね。)

そういう意味ですと、「増資に応募する」などは、実際にその企業に本来の意味で投資することになりますので、妥当な株取引と言えるのではないでしょうか?

 

 

そういう背景も踏まえた上で…

 

 

「信用売り」は、定義的には「まっとうな資本主義の仕組みの一つ」に過ぎないという解釈も可能です。

(「まっとうな」というのは、後述する「安定」の要因であるためです。まあ、そういう見方や側面もあることは、重々ご承知の事だと思うのですが。。。)

 

 

もしも利子の必要な信用売りが儲かると思うなら、このご時勢ですし、試しに売ってみるといいです。

恐らく、そんな軽い気持ち(「株が暴落しているから信用売りだ」という意識)だと、あっというまに市場から退場することになると思います。

(「買いは家まで、売りは命まで」は有名な形容ですね。空売りしたら儲かると考えたときが底値というのは、実際によくある話です。)

 

 

ネガティブコメントで申し訳ないですが、本コメントでお伝えしたいことは、仕組みに善悪を求めても仕方ないと考えられることです。

「人の闘争本能(排他原理)よって、人類は発展した」みたいな武器や道具の不要論みたいな話になってしまいますので。

 

 

しかも、信用売りには株価が上がるため(経済活動が安定するために)に良いことがあります。

(信用売買は株価の「値付け」に影響しないからこそ、制度として存在するわけですが…。)

 

信用売りがない銘柄は、暴落する仕組みになってます。

(賃貸銘柄は値が安定します。逆に、取引制限で信用売りが停止されると、当該銘柄は暴落を始めることが多いです。もともと売り圧力が強いところに、買い圧力が極端になくなるので…。業績のイマイチな企業の株価が些細な業績回復で右肩上がりに株価を上げていくのは、空売りの仕組みがあるためです。[例:スクウェア・エニックス、サンリオ、ほか多数])

 

そのため、たとえば今回の株価の急激な下落の対策として空売りを制限した市場について、専門家の間では「ほどなく暴落が始まると」囁かれています。

 

・[例]株価下落で追い詰められた韓国が禁断の「株式の空売り禁止」で逆に大暴落しそうな件

http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65599410.html

 

 

副次的な話になりますが、そういった仕組みがあるため、個人的には信用売りのできない銘柄の売買は、経験の浅い人にはお勧めできません。

(信用売りのできる銘柄は、今回の暴落でも、信用売りのできない銘柄みたいに一瞬で10%とか株価が下がったりしませんので。東証一部銘柄が経験の浅い人に勧められる理由のひとつですね。)

 

 

長い長い雑談失礼いたしました…

etuzann2000さんのブログ一覧