ダウの寄りつきは前日=週末の安値付近から始まり、下げて安値を更新後、調整なのか下げ渋る展開。
寄りつきからの下げ幅は、木曜日までの下げ方の延長よりやや大きい程度。
1社の格付け評価による影響は、この程度にとどまるようだ。朝方の緊急G7電話会談での牽制が少しは効果があったようだ。
一方、為替も小幅下げとなったドルは77円台確定の様相。ユーロも同様。それにつられてその他の通貨レートも円高に動いている。
以上から、火曜日のNKは更に安値を探ろうとするだろうが、暴落にはいたらないと憶測する。
なぜなら、電力不足問題が足かせとなっている製造業関係も、休日をずらすなどで、ピークの抑制が順調に実施されていて、支援関係の法律制定に、野党も拒否ばかりしていられないという圧力がかかるだろうから、もう少しで先の見通しが立つだろう。円高についても、再度ドルが77円を切る場面では、協調介入となる可能性が残され、円高不況に至ることなさそう。
残るは、8月中に結論が出るかどうかの問題で、一日も早く見通しを明らかにしてくれることを期待するしかない。(野田財務大臣が次期候補というハナシもあるし)