キムチとはいったいなんなのか。 そんな疑問を解決すべく、Wikipedia へ。
キムチ(김치)は、白菜などの野菜を薬念などで漬けた、朝鮮半島を発祥とする漬物とある。
要するに、漬物のことをキムチというらしい。薬念とは調味料のこと。特に辛いものとかかれているわけでもないし、白菜に限定されているわけでもない。日本では、唐辛子のイメージがあるが、ムルギムチといって、唐辛子もニンニクも使わないキムチが存在する。Wikipedia には蓮根のムルギムチが載っている。
日本の飲食店では、白菜のキムチに加え、きゅうりや大根のキムチが提供されている。見た目はただの漬物。味も、ただの漬物と変わらない。そこに唐辛子が少し入っているだけ。やはりWikipediaにも同様の記述がある。
韓国式のキムチと和風キムチの違いは、主に乳酸発酵の有無にある。韓国の製法では乳酸発酵が行われる。時間の経過で乳酸発酵が進み、酸味が強い。韓国式キムチは濃厚な味わいがあるが、発酵臭とニンニクの香りが混ざった強い臭気が伴うので日本では好みが分かれる。一方、日本式のキムチは浅漬けに調味液によるキムチ風辛み味付けをした物で、あっさりした物が多い。