インフレに強いとされる金(ゴールド)。
しかし同時に、インフレに伴い金利上昇した場合、
利子を生まない金はマイナス視されてしまうという矛盾もはらむ。
謎を解く鍵は好景気によるインフレと
スタグフレーション、そして資源高+製品デフレの違いだろう。
今はドル、ユーロ共に不安と不満が渦巻いて、
コンジキの光が高まっている。
どっかの国の債権が格下げした、
どっかの国が小さな肖像画を刷りちからしている、などなど。
そんなわけで、2001年からずっと上りっぱなし。
2008年の戻りがあったが、とっくにその頃の高台は踏み飛ばしている。
え?どこぞの機関がコガネを買ったって! …やれやれ。
聞こえてくるニュースは、ゴールドにとって良い事と見せかけて、
分かる人が見れば悪いシグナルばかり。
よって不本意ながらしばらく身をかがめる事にした。
コストがかかってしかたないけど、維持費だと割り切って。