米国雇用統計次第ではダメ押しの下げもある

優利加さん
優利加さん
米国雇用統計次第ではダメ押しの下げもある

欧州中央銀行のトリシェ総裁がユーロ圏の景気下振れリスクに言及したことから欧州の景気減速を警戒し、昨日の米国株は急落した(DJIA -512.76, NASDAQ -136.68)。NYダウは2008年12月1日の-679ドル以来の下げ幅を記録した。欧州株式市場も下げ、欧米同時株安となった。

 

これを受けて、本日の日本株全般は大幅下落した。東証1部では、上昇銘柄数が69に対して、下落銘柄数は1,576となった。騰落レシオは79.26%へさらに低下した。騰落レシオが70%台まで下げてくると、割安感の増す銘柄も増えてくるが、本日発表される米国雇用統計次第ではダメ押しの下げもある。米国株はセリングクライマックスの様相を呈しているが、日本株の場合、出来高がセリングクライマックスと言えるほど急増していない。今年3月15日ほどの出来高となれば売るべき人は全て売りきったと判断できるが。

 

TOPIXも日経平均も大きく下放れて始まり、陰線で終えた。日本時間で今夜の米国雇用統計の発表に世界中の注目が集まっている。

 

TOPIX -26 @800

日経平均 -360円 @9,299円


優利加さんのブログ一覧