本日の日経平均は大幅安となり9,700円を下回りました。
この動き自体は深押しとなった場合のパターンとして予想していたもの。
9,500円程度までの動きは覚悟する必要がありそうです。
問題はアメリカの動き。
こちらは完全に予想外であり、6月の安値を更新しています。
このことは3月からの調整が終わっていなかったことを示します。
現在の水準で止まるのであれば問題はないものの、
下落が止まらなければその前の調整波が動いたポイントである
11,000ドルまでの下落となる可能性が高そうです。
アメリカ株の調整が続くのであれば日経も上値の重い展開が予想されます。
円安に転換した場合、過去の事象を参考にすれば
1年程度で1ドル100円付近まで上昇すると思われますが
日経が単独で上昇するとすればこれくらいでしょうか。
ただし、日経の空売り比率が急上昇しており転換目安とされる
30%に接近しているとの情報が出ていました。
タイミングも今週は注目の時間帯ですので、調整終了局面だろうとは思いますが
外資の取引動向を見る限り決して楽観できる状況ではなくなっています。
少し注意しながら取引した方がいいかもしれません。
それにしても、株価が下落している理由に
米債務問題をもってきたセンスには脱帽しました。
さすがに想像出来なかった(笑)