映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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債務上限問題におびえる

29日の日経平均は9833.03(-68.32) 雲の上だが、転換線、基準線9880を下抜けた。ボリンジャー はTPの下、MACD RCIは下落。週足は雲の下だが転換線9763の上を維持している。目先の上昇基調は崩れてしまったが、中期の節目はまだかろうじてい維持している。週足の転換線9763、基準線9559あるいは日脚の雲の上限9668あたりで下げ止まれるかどうか、が課題。

ダウは12143.24(-96.87)転換線の下、基準線12314を下抜け、雲の下限12146近辺でわずかに下抜けた。ボリンジャー マイナスσも下に抜け、 MACD RCIは下落。週足も雲の上だが転換線、基準線12215を割り込んだ。目先は上昇基調が崩れ、下降基調になりつつある。中期も上昇基調が崩れかけている水準。

ドル円は76.89 雲 基準線 転換線の下、ボリンジャーもマイナスσの下、MACDは下降。

アメリカの債務上限問題が決着しないため、ダウも下げ、為替もドル安が進行。76円台に突入したにしては、まだ日経平均が値を保っているほうであるともいえるが、日米の株も中期的な節目を割り込みそうになっている。なんとか決着したとしてどの程度反発できるかが注目だ。スペイン、イタリアといったユーロ圏の債務の問題も深刻化しており、リーマン以後尻拭いをしてきた公的セクターのつけが一気に噴出してきた感がある。もちろん当座公的セクターの大盤振る舞いは大胆にカットしないといけないが、やはりグローバルな規制を緩和して経済を回復させ、税収をもどしていくのが王道であると思われ、世界の政治指導者が緊密に連絡して成長戦略にとりくんでほしいと思う。
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