jojuさんのブログ
国産農産物は証券化商品の二の舞か?
放射能汚染された飼料イネの拡散、汚染牛肉の拡散、そして汚染堆肥の拡散、、、農産物の不祥事が相次いでいる。
農家サイド、業者サイドは聞いていないから、との言い訳だが、こんな言い訳が消費者に通じるわけはない。 水素爆発、セシウム拡散以降、近隣農産物が危ないことは小学生でも分かること。 マスコミが追求しなくても(アホか)、農水省のおとがめ無しでも、というか、それらが無いからこそ、消費者の不信は一層高まるだろう。 マスコミ追求無く、農水省のおとがめ無しで良かった、と思ったら大間違いである。
おとがめ無し、ということは、こういうことが容易にまかり通る、ということである。
こういう食品が簡単に流通しうる、ということである。
消費者の多くはそう思うだろう。
まともな食品が沢山あっても、汚染食品が一部混じっていればどうなるか? ごくわずかでも、汚染食品がどれなのか分からない形で流通していたらどうなるか?
まともなものも含め、国産食品全てが敬遠されるようになるだろう。 これは、証券化商品で起きた事態と全く同じ図式。
しかも、多くの農業生産で使う堆肥、腐葉土が汚染されていたら、事態はもっと深刻(有機農産物は特にリスキー)。
一部農家、一部業者の目先の利益を追った行動が、全農業、全関連業者への持続的な大打撃になる。
これは被災地だからと言って許される問題ではない(被災補償とは全く別次元の問題)。
農水省は徹底的に今回の事件を調査し、きっちり処分する姿勢を示さねばいけない、、ホントに農業を守るつもりならば。
それと、こういうときに何で消費者庁が動かないのか不思議。 生産者サイド・業者サイドにあからさまに偏った農水省(そういう側の子息が多く就職)よりも、消費者庁が動いたほうが信頼感もあるのにね。 結局、役人の増員にしか役立たなかった消費者庁、ということか? 消費者庁も業界サイドに立った各省庁からの寄せ集めだから、長官(政治家)が何も言わねば動かないのだろう。 こういうときこそ、政治主導なのだが、民主党は何をやっているのか。
ともあれ、マスゴミ(N●K、毎●、朝●)の政権批判、政権追求は、自民のときと比べてあからさまに緩い。 お仲間(学生運動仲間、反日左翼仲間)同士の政治ゴッコで日本沈没にされたら、たまったものでない。
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