kabukabumanさんのブログ
これってどうよ?その②(平均年齢59.6歳の上場企業)
東京市場は深刻な円高にも関わらずしっかり10,000円台をキープしました。
しかしヘッジファンドが資金を引き揚げているとの一部報道もある様に
米のデフォルト懸念が払拭されない限り、大台を維持することは難しそうです。
また世界的に株価が下がればさらに円高に振れる可能性があり
暫くはこうした悪循環に注意が必要でしょう。
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さて今日の独り言は平均年齢59歳の上場企業について。
全上場企業の中で従業員の平均年齢が50歳を超えている企業は24社あります。
栄光の第1位は<6343>フリージアマクロスで直近のデータでは59.0歳。
ところがこの会社、5年前の平均年齢は何と59.6歳で、60歳にあと一歩のところまで迫っていました。
60歳といえば一般的には定年を迎える年齢ですから
不思議というよりむしろ凄い!という感じです。
以下に2位~10位までの企業を参考までに列記します。
[8835] 太平洋興発 56.4歳 [1414] ショーボンドH.D 56.0歳 [9082] 大和自動車交通 55.2歳
[4711] 東急コミュニティ 54.3歳 [3791] IGポート 54.3歳 [4671]ファルコ SD.H.D 54.0歳
[1726] ビーアールH.D 53.8歳 [1999] サイタH.D 53.6歳 [3151] バイタルケーエスケーH.D 52.0歳
いわゆる団塊の世代が皆さん定年を迎え
大量の技術者が現役を引退されることは日本経済にとって非常に辛いことですが
古き良き財産ををしっかり受け継いだ次世代が育てば、日本の技術力はまだまだ進化して行く筈です。
ところで従業員の平均年齢は業種によって随分異なります。
平均年齢最年少企業は9446 エスケーアイの25.6歳ですから
平均年齢最高齢の企業と最年少の企業とでは親と子の年齢差がある訳です。
これ程大きなギャップが生まれたのは、新興市場の発展と
NETを中心とした通信関連事業の裾野が無限に拡がっている結果だと思います。
これから先は若い世代や若い企業に期待したいと思いますが
もし平均年齢が60歳を超えてもなお頑張っている企業があれば
それもまた心から応援したいと思います。
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