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軍事競争と経済競争
軍事力はパワーバランス維持、平和維持のために重要。 平和維持こそ経済発展の基盤である。 一方、経済発展こそ、軍備拡大、パワーバランス維持の基盤。 軍事と経済は密接にリンクしている。 両方がなければ、持続的経済発展、豊かさ(幸福)の増大はない(経済発展>防衛力向上>パワーバランス確保>平和維持>経済発展>・・・)。
しかし、両者を動かす原理は全く逆である。 軍事競争はゼロサムもしくはマイナスサムゲームだが、経済競争はプラスサムゲーム。 経済競争を軍事競争同様のゼロサムゲームと捉えると、経済政策を誤る。 将来的には、経済成長伸び悩みとなる。 これが中国が今、犯している誤り(人民元安固定政策への固執)。
一方、軍事軽視だと、パワーバランス崩壊となり、平和が崩れる。 これは持続的経済成長を危うくする。 これは日本が犯し続けてきた誤り。 最近はこれに経済軽視の誤りが加わっているby民主党政権。
軍事競争は、征服本能、防衛本能に基づくので無くせない、無くならない。 パワーバランスをとることで、それが戦争になることを回避するしかない。 パワーバランスが取れなければ、軍縮を進め、軍事競争の経済負担を軽くすることも出来ないのです。
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