はるるっぴさんのブログ

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株式投資の見直し

素人のひとりごと日記です。

 

最近、大手監査法人の方とお話をした。

眼光鋭いので勉強されていることがわかる。

監査されている気持ちになった・・・ 

 

株式投資の見直しです。


(確認する時間がなく、記憶で書いているので、間違いがあります。)

 

○ジョブレス・リカバリー(雇用なき景気回復)

 

雇用増えずして、利益が上がること。

企業の経営者にとって雇用を守ることは
社会的な使命なので
株式市場にとっても将来的に良いことではない。

 

○日本の不動産バブル崩壊について

 

日本のバブル崩壊と聞くと
2000年のインターネット・バブル崩壊をイメージされる投資家もいるが
1989年の不動産バブル崩壊になると思う。

 

その不動産バブル崩壊からの歴史を振り返ると

2002年10月日本経済は、底打ちしていた。

(いろいろな考え方がある。)


2003年、銀行不良資産100兆円(実際の不良資産)
20兆円(表向き)

 

2003年5月

5月連休明けになる2003年5月17日頃
R銀行に公的資金注入

 

事前に、公的資金注入の情報が外国人に漏れる。
2003年4月28日、外国人の買いにより日経平均株価反転。
(このとき、今でも有名な専門家は日本株を買うのはまだ早いと言っていた。)

 

底打ちを判断した外国の長期投資家は
たとえばメガバンクの株式を安値で買っていた。

 

世界の実力のある長期投資家は
あるメガバンクの株式を40万円くらいの水準で売っていた。
(証券会社のエクイティ部長から教えてもらった。)

 

その後、そのメガバンクグループの株価は
100万円を超える水準まで上昇する。

買う理由は、何もなかった。

 

その水準で証券会社の人が、証券セミナーで黒板をたたいて

 

「まだまだ株価は、上昇しますよ~」
「これからですよ~」

 

パワーポイントを使ったプレゼンテーションで
その株価のチャートを指し棒でパンパン叩いていたと聞いている。


世の中の専門家たちも、高値の予想を競っていた。

その水準が、最高値水準だった。

 

同じようなことが、その後、任天堂株でもあった。(>_<)

 

○長期波動

 

月足で見る。

長期⇒中期⇒短期

この順番で見る。

 

世界金融危機以来、ひとつ違うのは
出来高をともなっていない。

 

出来高がともなわなければ、波動は崩れやすい。

なぜなら、長期投資家が買っていない。


株価が、先物・オプションなどのデリバティブによって乱高下しやすい。

 

GS(ゴールドマン・サックス)などは複合オプション取引もされていると聞く。
マーケットには、GSやモルガンスタンレーなど強豪がいるので
ゼロサムの短期・中期では、勝つことは容易ではない。

 

個人投資家の最大の武器は時間軸になる。
投資は、コツコツ努力して汗をかいて
ご褒美としてもらったお金を守るためにする。

(ひとつの考え方)

 

・・・

 

通常、移動平均線より

上にある⇒買い方が勝っている。
下にある⇒売り方が勝っている。

 

一目均衡表を見ている人が結構いるが
遅行線は、だましもある。

 

○国際会計基準

 

包括利益概念の導入。
利益調整ができていない。

いい会社は、早くから実施する。


そうでない会社は、ギリギリまで、できない。

いろいろあって延期されているようですが
くわしくは、国際会計基準(IFRS)の専門家へ

 

○チャート

 

チャートを参考にするのもよい。

(基本的には、移動平均線に収斂する。)

 

しかし、チャート以上の力が働くことがあることを理解したい。

 

ボックス圏、トレンド形成を見る。
ただし、予想しても特に短期の株価は
自分の予想の反対になることが多い。

 

たとえば(ここは難しいです。)

 

FRBの大規模な金融緩和などによりボックス圏を上抜けした。
今回の大震災のような地質学的な事故や地政学的な問題
そして、金融パニックが起きれば、ボックス圏を下抜けする。

 

ボックス圏の上限は、12000円水準
絶対はありません。
一部の専門家が12000円を予想することは理解できる。

 

現在は、ロボットがマーケットを攪乱しているので
上値も下値も、その予想は、難しい。


膨大な空売りも飲み込んでいるので
判断をより難しくする。

 

○PER

 

基本:成長性があるかどうか見る必要がある。


成長性がなければ、買っても10倍までと思う。
企業体質が古ければ、10倍でも買えない。(需給面は考慮しない。)

今まで、日本は、持ち合いの影響と高成長で買われていた一面もある。


その結果、どちらかと言えば、浮動株は少なかった。

 

○経理担当者

 

世の中、経理担当者がいらっしゃる。
立派な人もいれば、必ずしもそうではない人もいる。

 

自分が担当しているときだけ
いいカッコしたいと思っている人もいる。

この人たちが証券化商品を買っていた。

 

いろいろな考え方がある。

教科書でも勉強した性善説と性悪説があって
日本の刑法などは、どちらかと言えば、性善説なのか?(専門家へ)

 

しかし、良くないことをする人が残念ながらいる。
まして、いいカッコしたい人は、日本でもいるのでしょう。
(いいカッコにも良い意味と、そうでない意味がある。)

 

最初は、自動車ローン、消費者ローン、カードローンを
束ねたABS(資産担保証券)くらいのレベルだった。

 

そこから、さらにバージョンアップして
MBSの住宅ローン(抵当権)担保証券の購入になったのでしょう。

利回りは、格付けのAAAなのに3%ついていた。
(本当は、この利回りは低すぎた。)

 

RMBS(住宅ローン担保証券)

CMBS(商業用不動産担保証券)

 

2012年証券化商品の大量の償還がくる。
商業用不動産の借り換えもたくさんある。
価格の下落により借り換えのできない物件が出てくることが想定できる。

 

その先に、RMBS、CMBSなどの証券化商品が待っている。
CDO(債務担保証券)などの危険な金融商品もある。

 

管理通貨制度(信用通貨制度)の信認が揺らいでいる。

 

世界のGDP総額より
桁違いに大きな額になってしまった
膨大なデリバティブの金融資産がある。
(日経新聞に以前、6京円?とする記事を見たことがある。)

 

どちらかに収斂する。
GDP総額に収斂すると考えるのが普通だと思う。


経済は、とても不安定な状況が続くことになる。

収斂の意味がわからない女性の方は、収れん化粧水をイメージしてほしい。

 

通貨の価値が薄まっているので(表向きインフレ)
マーケットは、混乱することがある。

 

ソブリン債(債券)が買えなくなると

株を買うといった単純なものではない。(長期投資家も迷うでしょう。)

買うものがなくて金(ゴールド)を買っている人もいる。

 

時代の変化のスピードが速い。
(今回の震災で地質学的な問題も表面化している。)

 

株式投資は、一部の人が思っているほど簡単ではない。
「株式投資の見直し」をしたいもの。


(株式投資の勉強、結局勉強になる。)

(心構えの訓練も必要になる。)

 

有名な本(少し前の本です。)

 

富の未来 (上)(下)

 

アルヴィン・トフラー氏著

 

「第三の波」同様に有名な本です。

間違った知識に洗脳されないように読む本は選びたいもの。

 

学べば学ぶほどわからないところが増えてくる。

 

先人に教えてもらった

 

「人生万事塞翁が馬」

 

失敗したら、自分の責任。
上手くいったら、ご指導いただいた先人や
ご先祖様の余徳、人徳のお蔭だと感謝しなさい。

そして、自分も徳を残しなさい。

 

謙虚な気持ちを持って
株式投資(資産運用)を見直し
学びたいと思う。

 


 

1件のコメントがあります
  • イメージ
    ねこ2さん
    2011/7/30 17:10

    はるるっぴさん


    おじゃまします。


    個人投資家の最大の武器は時間軸になる。
    投資は、コツコツ努力して汗をかいて
    ご褒美としてもらったお金を守るためにする。


    わたしもそう、思って、資産運用を始めました。

    ところが、この10年ぐらい、長期というか、中期というのか、期間の定義が難しいですが、時間を使って、こつこつと投資をしていても、ただ見たいな銀行口座、さらに、金利がつかないタンス預金より、成績が少ないことがあるように思います。すなわち、過半数の個人投資家は、損をしている。


    結局、ゼロサムルールの中で、勝ち抜くしかないのかと、最近は思うようになりましたが、いかがでしょうか。

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