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景色も観賞せず、ひたすら大笑いしながら喋っていた・・・・
すると
「長時間のご乗車お疲れ様でした、まもなく終点みんかぶに到着致します、
お降りの際はお忘れ物ございませんようご注意下さい」
とアナウンスが流れた。
「お~~着いた着いた・・・」
車窓から海が見えている・・・・
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駅に電車が滑り込んだ
ドアか開き、何もない駅に降り立った・・・
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「どっちだ?」・・・
参加者の1人が言った
すると、参加者のWithが地図を広げて・・・
「こっち こっちです」とみんなを先導した。
しばらく歩くと、木造の建物が見えてきた・・・
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「ここか・・・」とタヌキじいがつぶやいた・・・
ドアを開けると、鉄砲を持った主人が現れ
「いらっしゃい・・・」
と、みんなを見渡して、、、、
「どうぞ こちらの部屋です」と通された・・
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一息ついて、外へ出ると・・・
主人が池に向かって鉄砲を構えている・・・・
「何をしているのですか?」と聞くと
今夜の料理に出す、鮫を鉄砲でしとめるという・・・
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今夜の料理はこの鮫と、2mもある巨大うなぎの料理らしい・・・
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この主人は、聞くと、この辺りでは鉄砲長と呼ばれているらしい・・・
部屋に帰ると、外で鉄砲の音がした・・
参加者と話し込んでいると・・・
「食事の準備が出来ました」と呼ばれた
「ほう これが鮫と巨大うなぎの料理ですか・・・」と参加者のごっちが覗き込んでいる
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「かんぱ~~~い」
参加者のかけ声と共に宴会が始まった・・・
「旨い・・・」と誰もが食べた・・・
しかし、この鮫が毒鮫とは誰も気付いていなかった・・・
そして、だんだんと参加者の意識が無くなっていった・・・
翌朝、鉄砲長は村人に声をかけて、参加者を海辺へ運んだ・・
そして、頭だけをだして砂に埋めた・・・
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この日は、海神様へ生け贄を捧げる日であった・・・
村人達は
「生け贄ではありませんが、海神様 これで勘弁して下さい」と
海神様に祈った・・・
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もちろん、このことは村人達は誰にも話さない門外不出の行事であった
この参加者達は以後ネット仲間にも忘れられていった・・・
そして、鉄砲長はさっそく来年の準備に取りかかった・・・
そして、つぶやいた・・・
「来年は、若い女にするか・・・・」・・・・