実体経済への影響が表に出てきたようだ、”リストラ”と言うわかりやすい形で。倒産よりはましではあるが、やはり雇用と個人消費への影響は避けられない。
ローン返済にに追われ住宅を手放す人も増えている事からも伺える。米国の住宅の市場の落ち込みも大きな問題、不動産価格の下落に歯止めが利かない状況、ゴーストタウン化なんて報道もある始末、さらにインフレも追い討ち。
景気刺激策の”戻し減税”も消費には向かわず、ローンの返済に回るのが関の山、インフレもあるから、安定した生活をしている層の消費刺激にはならないだろうから歯止めには至らない。
中国の変調も明らか、”世界の工場”としての魅力は既に薄い。水資源も深刻だし格差社会も拡大、共産主義でバブル崩壊を建て直せるのだろうか。
利下げもそこそこ効果が出ているようだが、再度の利下げ期待の印象は拭えない、発表までの効果か。
またNYと円安頼みの相場展開、依然様子見。