為替少年さんのブログ

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為替介入

ドル円が80円を割れてから、介入もどきの動きで、急に相場が上がる場面がある。

いずれも介入ではなく、介入もどき。

 

今、この場面で介入をするか?と言うと、しないと思う。

 

当局による介入はもはや効果が限定的であり、抜本的な解決策にならないというのが、大方の見解である。

介入が行われるとすれば、それは投機的動きで急激に円高が進んだ場合の、沈痛剤的なものに限られると思われる。所謂、スムージング・オペレーション。

 

円高を期待した投機的なドル売りポジションが短期的に急速に膨らんだ所へ、介入を行うと、我先にとドルの買い戻しが殺到するから介入の効果があるわけで、現状のドル買いポジションが過去最高水準(取引所の数値)と言われている所で介入を行っても、しっかりと利食いのドル売りが介入のドル買いを食い潰すだけで、相場の押し上げは見込めない。したがって介入はやる意味がないという事になる。

 

なので介入を期待してドル買いポジションをキープするというのは私は好まない。むしろ出るか出ないか判らない介入に期待するのなら、出て一時的に上昇した所でしっかりとドル売りポジションを作る方を選ぶ。

 

と言っても相場に張り付いている訳ではないので、その瞬間に巡り合える可能性は低いのだが・・・

 

 

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