昨日のNY時間は珍しくEUR/USDとNYダウが全く連動しない場面がありました。
これは米国の債務上限の話が上手くいきそうという期待感から来るUSDの反発であれば、リスク選好となり、本日欧州時間前までのAUDにはかなり期待が持てそうです。又、上海時間から欧州時間前までの間はEURも騰げてきそうです。と、同時にUSDの調子がよさそうなときにEURが騰がる場合と下がる場合があるのですが、今回は下げに入ったこともあり、私自身がこういう時の流れの捉え方を以下に記します
・USDの調子が良くてEUR/USDが騰がるとき
アメリカの調子が良い → 世界は安泰 → ユーロでも買っとくか~ → EUR/USD騰がる
・USDの調子が良くてEUR/USDが下がるとき
アメリカの調子が良い → アメリカだらしなかったから問題ありありのユーロだけどしょうがないからユーロ買ってたけどユーロより米ドルにしとくか… → EUR/USD下がる
という感じです。米国指標の結果が良かったときにEURが一度下がり、そこから騰げ騰げに転じる事が多いのは、最初は純粋にアメリカが良かったのでUSDが反発し、その後からリスク選好&金利が高い通貨の方が良いよねとなりEUR/USDが騰がるのだと思います。
明日まではたいした指標が無いので、今日も欧州財政問題で爆弾発言が飛び出すのか否かが全てとなりそうです。普段NYダウと連動する通貨ペアがそうはならなかったのでこういう時にはEURよりも素直にNYダウと連動したAUDでデイトレしたほうがよさそうに思えます。
今日は、AUD/USD , EUR/USD , USD/CHF , GBP/CHF を全体的に買い目視線で欧州時間に入ろうと思います。もちろん、欧州時間前や欧州時間中に爆弾発言があった場合はこの限りではありません。