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☆株式投資の勘違い②(勝敗と勝率)
完璧を望む人は個別銘柄の売買には向かない様な気がします。
なぜなら完璧を求める人は勝率(銘柄ごとの勝敗)に拘る傾向があるからです。
投資はあくまでもトータルでの勝敗が全てであり
勝率に拘るとロスカットのタイミングを誤り傷口を広げ兼ねません。
例えば年間を通じて100万円利益が出たとしても
現実には3銘柄で200万円の利益、残り7銘柄で100万円の損失
概ねこの様なパターンが一般的でしょう。
また大きな利益を上げた年でも
株価が2~3倍跳ね上がったお宝株が貢献するケースは結構多いと思います。
つまり個別銘柄への投資では10戦全勝を狙うのではなく、1勝9敗でもトータルがプラスであればいい
或いは3割の銘柄で確実に利益を上げ、
7割の銘柄は損失を最小限に食い止めるという考えでトレードするべきでしょう。
そう考えれば1年を通じて売買する銘柄のうち、7割の銘柄は容易に損切り出来る筈ですから
損切りが苦手だという人は是非心掛けてみては如何でしょう。但しくれぐれも資金管理はお忘れなく。
因みに勝率を上げることが成果に繋がるという意見もありますが
勝率で利益を上げるのは難しい上に、ロスカットが遅れる原因になり兼ねないので
個人的には勝率を無視してでも
とことん勝敗に拘るのが投資の世界で生き残る為の基本的な考え方だと思っています。
<point>
9勝1敗でも負けは負け、1勝9敗でも勝ちは勝ち。投資の基本はロスを最小限に止めること。
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