本日の日経平均は大幅続落となり10,000円を割り込んでいます。
夕場で日経先物は9,800円をつけるなど明日も下落で始まる可能性が
高いと思います。
ただし、日経に関しては短期間で急上昇していたこともあり
調整に関しては想定通りと言ったところでしょうか。
長期の上げ相場に突入しているとの見方に変更はありませんので、
今回の下落は初押しとして買い増しを行います。
下落の到達点としては9,750円~9,850円が最初の予想。
このラインの抵抗力はかなり強力であると考えています。
下から抜くのも大変でしたが、一度抜けてしまえば逆に心強いです。
ただし、ここを割ってしまった場合は9,500円を試す可能性も
ありそうです。
タイミングとしては、理想的には今週いっぱいかけて調整するべき。
明確な上昇再開は週明けまで厳しいかもしれません。
為替に関しては予想が外れました。
ユーロドルの下落は想定通りですが、ドル円の再度の80円割れは想定外。
ユーロ円に関しても一時110円を割っておりこれは自分の想定する
下落範囲を越えています。
ただし、ドル円は震災直後に大底をつけているとの見方は変わらず
長期ドル高傾向の予想は変わりません。
今回の動きはオーバーシュートの領域であり一時的なものと考えます。
であれば、これが最後のドル安円高の動きになるのではないでしょうか。
ちなみに、ドル円が底をつけてから約3ヶ月で日経平均も底をうち
本格的な上昇を始めるというアノマリーは今回も成立すると考えています。
その意味でも日経平均が6月17日で底を付けているということは重要です。