今週は、相場がよく動いた。週の初めに、格付け会社(S&P)が、ギリシャ国債の借り換えをデフォルトとみなすとした。その結果、ユーロが下落。これを受けて、ECBが4社すべての格付け会社がギリシャ国債をデフォルトとしない限り、ギリシャ国債は、担保価値を有するとした。つまり、ECBはギリシャ国債のデフォルトは避けたいようであり、これを受けて、ユーロが上昇。しかしながら、つぎに、ポルトガル国債の4段階の格下げで、ユーロが下落。ECBは格付け会社に対して、相当、頭にきているらしく、格付け会社の新設もふくめて、格付け会社の市場に対する影響力を低下させる枠組み作りをおこなうらしい。
また、ギリシャ国債の民間の自発的ロールオーバーは、当初、300億ユーロを目標にしていたが、150億ユーロにとどまる見通し。ドイツの望むような民間セクターの関与を実現させるのは難しいらしい。つまり、うんこの価値はうんこでしかないということか。
アメリカは、週末、雇用統計が悪く、ダウ平均とドルとが下落。ダウ平均は、一時、大幅安になったが、ダウは、終盤にかけて、ある程度、値を戻した。月曜日、日経平均が大きく下げてくれば、買いから入ろうか。アメリカは決算発表が始まる。
中国のCPIとPPIとが、政府目標の4パーセントを大きく上回る。今年中に、中国政府は、利上げするかもしれない。
ウシ象は、最近、まずいラーメンを食べました。正しくは、半チャンラーメンでしたが、そのチャーハンもまずかったというよりも、味が無かった。ここまでまずいのは久しぶりで、驚きでした。なんといえばいいのか、そう、古びたゴムを食べたような味でした。それで900円。とんでもない話である。
<為替相場>
ドル円 80.20~81.50
ユーロ円 113.20~116.50
ユーロドル 1.4100~1.4500
来週は、アメリカの企業の決算発表と重要指標が数多くでる。特に、週末、7月15日は、中国とアメリカとの重要指標の塊のようになっている。ウシ象は、先月、かなり悪かった7月のニューヨーク連銀製造業景気指数に注目しています。どれだけアメリカの経済が回復しているか見るのに都合がよいのではと考えています。先週末の、6月の雇用統計はそれほど気にする必要はないかと考えています。おそらく、来月は、ある程度、回復すると予想しております。しかしながら、アメリカの財政悪化により、アメリカは政府支出の減退により、公務員の首を切ってくるのではないかウシ象は睨んでを居ります。
一応、月曜の朝方に、良いタイミングで、円売りドル買いのポジションをとりたいと思います。
あと、できるだけ、レンジの上限までまって、ドルストレートで、ポンド売りをしたいと考えています(7月13日にイギリスの指標が出ますので、注意)。
あと、7月15日にユーロ圏の銀行のストレステストの結果が発表されるので、ユーロの値動きが激しくなるかも。
<株式市場>
日経平均 9850~10250
しばらくの間、せまいレンジで動く可能性が高いと考えています。割安銘柄に買いを入れようか。ギリシャ問題、ポルトガル問題が出ても、先物は、ある程度、強いようだったが、この強さが続くかどうか。先物よりも、割安銘柄狙いのほうがよいかも。円高になると、状況が変わるかも。注意が必要である。10,500位の戻りはあるのではないかと考えています。
木曜日の深夜に、テレビで、ラストサマー3という映画がやっていたので、相場の状況を眺めながら、見ていたのであるが、すごいの一言に尽きるな。
はじめ、サスペンスと思い見ていたのであるが、実はホラー映画で、それが最後の最後でわかるというもの。初めのほうは見ていないのでわからないが、5人の仲間で何かのゲームをしていたらしく、そのうちの一人が事故で死んでしまう。残り4人の仲間は、そのことを隠し、何者かによって殺されたことにした(その死んだ仲間の父親が保安官であった)。
翌年、その仲間のうちの主人公の女性のもとに、携帯電話に、その秘密のことを知っているぞという内容のメールが届く。仲間4人は、保安官があやしいと騒ぎ出す。犯人について、騒いでいるうちに、仲間が一人殺され、さらに、主人公と、もう一人の仲間が何者かに襲われる。
終盤に差し掛かり、主人公の見ている前で、保安官が殺され、保安官が犯人でないことが判明。犯人候補が次から次へと殺され、フード付きのコートを着ていた犯人の顔が判明。誰だこいつは(ウシ象の心の叫び。ここまでウシ象はサスペンスと思い映画を見ていたのでした)。ウシ象の謎を解いてくれる主人公の一言。「むかしの殺人鬼がよみがえり、また殺人を犯しているのよ」(えっ、そうなんですか。ウシ象の心の叫び。そういえば、映画の中盤で、殺人事件が載っていた古い新聞の切り抜きを見つける場面があったな。台詞はもう少し違ったかもしれない)。
むかしの殺人鬼がよみがえって人を殺す。それは、なんら不思議でなく、普通に日常生活を送っていれば、誰でも、2,3回は経験することである。つまり、石を5回投げれば、よみがえった殺人鬼に5回とも当たる、それぐらいありふれた日常のひとコマである。
それは良いとして、ウシ象が腹を立てたのは、そのよみがえった殺人鬼がショットガン(日本語で、散弾銃)で撃たれているのにもかかわらず死なないのである。そんなことはあるはずがない。ウシ象、思わず叫び声をあげてしまいました。arienaidarousonnnakoto!!(絶句)
わけのわからない、かぎづめで刺されると、その化け物は、ウォオオオオオと叫びながら、黒い血をピュッピュ、ピュッピュさせるのにもかかわらずである(ケチャップ、ケチャプ。BYアブドーラ・ザ・ブッチャー)
ウシ象思うにこのラストサマー3。おそらく最後に3という数字が付いているので、前2作があったように思えるが、おそらく、その2作は存在しないのではないか?つまり・・・・・・・・・・・
ラストサマー → なし
ラストサマー2 → 梨
ラストサマー3 → 第1作目
ということである。
まさしく、ラストサマー。消えた前2作を追え!
ウシ象、深夜に映画を見るというお話でした。