大手百貨店各社が1日発表した6月の既存店売上高(速報)は、いずれも前年水準を上回ったそうです。
クールビズなど暑さ対策商品や婦人服が個人消費のけん引役となっているようです。
東日本大震災の影響で苦戦していた首都圏の店舗も回復傾向で、各社とも「消費は上向きつつある」と口をそろえているようです。
三越伊勢丹は前年同月比4.6%増で3カ月連続のプラスとなり、伊勢丹新宿本店は4カ月ぶりの増加となったそうです。
中国人を中心に、高級品を求める外国人客もやや戻っているそうです。
大丸、松坂屋を展開するJ・フロントリテイリングも4.3%増で、大丸梅田店や松坂屋上野店など主力10店舗では、父の日商戦の効果もあり紳士服が6.2%増えたそうです。
高島屋は0.7%増と震災後初めてプラスとなり、自粛ムードが強かった宝飾品や高級ブランド品も、それぞれ約5%増と好調だったそうです。
これからクールビズは本格化しますが、この勢いは続くでしょうかね。
息切れしないといいですが...