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今日も注目の的ギリシャの関連法案の流れ

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今日も注目の的ギリシャの関連法案の流れ
2011年06月30日

昨日はギリシャの国会で財政計画が通過しましたが、今日はその関連法案の採決。3票差での僅差の可決となりそうです。これが終わると、EU,IMFでの承認が待っています。それまでわくわくする動きです。ユーロは乱高下しそうです。


〔情報BOX〕ギリシャ議会による30日の関連予算案採決の流れ
2011年 06月 30日 09:05 JST
 [アテネ 30日 ロイター] ギリシャ議会は30日に欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)から融資を受ける鍵となる中期財政計画の関連予算案を採決する。議会は29日、同計画の基本方針を賛成155、反対138の賛成多数で可決した。
 以下は議会が採決する関連予算案の投票の流れと主な条項。

  

 <投票時刻>

  

 投票は現地時間30日午後2時(1100GMT、日本時間午後8時)以降に行われる。正確な時刻は事前審議に要する時間によって変わる。審議は29日夕に始まっており、30日の0630GMT(日本時間午後3時半)に再開される予定。

  

 <投票の流れ>

  
 議会関係者らによると、審議終了時に1回の氏名点呼投票が行われる。議員は法案を可決するか否決するかを口頭で表明する。

 点呼投票中に法案の一部の個別条項について投票しなければならない可能性もある。

  

 <見通し>

  

 パパンドレウ首相は29日の採決で反対票を投じた与党議員1人を除名したが、議会の定数300のうち与党・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が154議席を確保しており、法案可決に必要な過半数の151議席を3議席上回っている。

 29日に中期財政計画が承認されたため、実施要項の細目を定めた関連予算案も可決が予想されている。

 ただ税制を中心に、個別条項についての投票は接戦になる可能性が残されている。保守系野党の新民主主義党(ND)は一部の民営化計画を支持しており、関連法案の一部についても支持に回る可能性はあるが、政府の税制計画には強く反対している。
  

 <関連予算案の主な条項>

  

  条項1─9:民営化機関の創設

  条項10─26:民営化の可能性に備えた国有不動産に関する規則

  条項27─36:税制措置

  条項37および38:公的部門の雇用抑制

  条項39─49:労働市場・社会保障規則

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