今日は7974任天堂の株主総会に行ってきました。
任天堂は、先日米国でWiiUの製品デモをして、実際に使用してもらったユーザからは高く評価されたようです。なのに、その日の株価は一気に2000円ぐらい下がってしまい、社長本人もびっくりしたようだ。
実際に使用してもらった人と、UStreamなどで映像を見ただけの人だと、評価にかなりの乖離ああるのでは?と考えてるようです。
アメリカ人だとほんとにすばらしいと思ったことは、すぐに感情に表現するので確かな手ごたえと、絶対の自信があると誇ってました。
どうも任天堂は株価と業績の関連はさほど一致してないようだ。
また、これからの時代ディーエヌエーやグリーみたいなソーシャルゲーム業界のほうが生き残って、ハードを必要とするゲームは衰退の一途ではないか?なんて声もあったが、この点は実際に任天堂は市場調査を行ったようです。
調査結果では、
無料ソーシャルゲームをする人は、任天堂のゲームユーザである率も高く、
有料ソーシャルゲームをする人も、任天堂のゲームユーザである率も高く、
一般のDSをする人の年間ソフト購入数は平均1.2本に対し、ソーシャルゲームをする人の年間ソフト購入数は平均1.5本と少し高い傾向のようです。
米国でも同様の調査を行ったようですが、米国だとFacebookが主流ですが、やはりソーシャルゲーム好きな人は任天堂のゲームもやってる人が多いよって結果でした。
ソーシャルゲームが普及したから任天堂のハードベースのゲームをしなくなるという傾向は全く見られないようです。
この結果、ソーシャルゲームをする人は、根っからのゲーム大好きな人のようで、ハードベースのゲームが衰退するとは考え難いと。
また、ゲームは時間の無駄で大人でもやりたくなるようなものを作ってほしいとかいった意見もありました。
これに対し、任天堂は、実際に知的好奇心を磨くようなソフトを作っていても市場認知度が低かったり、こちらの宣伝にも問題があるのかなというのは今後の課題と考えてるようです。過去にDSの脳トレソフトがはやった時期がありましたが、その時のことでしょうか。またゲームは時間の無駄という考え方も、必ずしもそうじゃないと考えてる人もいるからうちは成り立ってきたので、市場のニーズに合ったゲームを作って、ゲーム人口を増やしたいとのことでした。
今の株価の下落は、社長自身も5100株持ってるからいい気分はしないと話してましたが、WiiUの販売を開始すれば、ゲーム好きな人の多くからは満足いただけると思ってるようです。
WiiUは発表当初実際に米国にいた株主でも、社長がおっしゃってる通りで、株価の下落のほうが違和感を感じると言ってた人もいたので、今は円高や信用倍率が高くて、上がりにくいだけなのかなと思ってます。
売り上げの8割は海外なので、為替は大いに影響するような話はしてました。今は円、ドル、ユーロの通貨は大体均等な比率で持っておくのが、長い目で見たときのリスク対策に繋がるとのことなので、任天堂自体に問題がる会社とは思えませんでした。
任天堂も昨日本日と株価が上昇したようですね。16000円を超えたら上昇トレンドになる可能性が高いと思うので、そこからなのかもしれないです。ただ、信用倍率がさらに高くなって9.2なので、そこが懸念材料ではありますが。
ちなみにお土産は、お茶、トランプ、ポケモンのクッキーでした(笑)