DRAGON'さんのブログ

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アップルネタ×2

 アップルのネタを二つ用意して見ました。

 ネタの内容はサムスン電子とアップルの訴訟争いに進展が一つ有った事、もう一つはアップルがスマートフォン等で使われているマルチタッチの特許を以前から申請していたのですが、それが取得出来た事の二点です。

 

 まず一点目。サムスン電子との話。

 http://media.yucasee.jp/posts/index/8051?la=nr4

 ”サムスンとアップルが特許権侵害で係争しているが、サムスンが「iPhone」「iPad」の次世代モデルを開示するよう連邦地裁に申し立てていた件で、連邦地裁はサムスンの申し立てを認めない決定をした。

 元々の経緯はアップルが、サムスンが特許を犯したとして特許権侵害で提訴したもの。それに対して、サムスンが逆ギレして? 逆提訴するとともに、今後発売されるであろうiPhone5、iPad3の開示請求を出した。

 米特許系ブログ「FOSSパテンツ」によると、今週火曜日に米連邦地帯は申し立てを棄却したという。

 そもそも「サムスンが将来、訴えられないようにするため」という不可解な申し立て理由だったが、この法廷戦術は失敗に終わった。 ”

 まぁ流石にこれは裁判所の判断も常識的判断だったかと思いますが。

 ちなみに、これにアップルも逆切れ(?)したのかアップルは訴訟の対象機種を拡大してサムスン電子の27機種を訴訟対象にしています。

 …正に藪蛇と言えるでしょう。

 

 

 では、もう一つのネタ。マルチタッチに関してです。

 http://www.computerworld.jp/news/trd/192134.html

 ”最初に申請を行ってから3年以上を経て、Appleがようやく「iPhone」のタッチスクリーンに関する特許承認を得た。タッチスクリーン式のスマートフォン市場で、Appleが独占的な立場をさらに強める可能性がある。

 

 米国特許第7966578号によると、Appleは、「タッチスクリーン・ディスプレイを備えるポータブル多機能デバイスと連動して使用するための、フレーム・コンテンツを含むページ・コンテンツの表示技術に関するコンピュータ実装方法」について使用権を認められたという。

 

 要するに、この特許はAppleに対し、「静電容量式マルチタッチ・インタフェース」(現在のスマートフォンが一般的に採用している、いわゆるタッチスクリーン・インタフェース)の完全な所有権を与えるものである。静電容量式マルチタッチ・インタフェース技術は、ユーザーがさまざまなマルチタッチ・ジェスチャーを使用しながらタッチスクリーンを操作する方法を指す(例えば、Webページを1本指でスクロールし、2本指でそのWebページ中のフレームを操作するといった動作である)。

 

 実際のところ、この特許は非常に幅広い項目を網羅しており、特定のタッチスクリーンを利用するタブレットや音楽プレイヤーのメーカーにも影響がおよびそうだ。

 

 とある情報筋は「PC Mag」サイトに対し、Appleは競争相手を排除するために同特許を根拠としてさらなる訴訟を起こし、HTCやSamsung、Motorola、Nokiaといったライバル社の“いじめ”に走るかもしれないと語った。また別の特許専門家は、この特許申請が極めて詳細なものだったことから、(他のメーカーが)iPhoneに匹敵する製品を作ることが困難になり、ひいてはイノベーションが滞るおそれがあると指摘している。

 

 もっとも、こうしたシナリオは“最悪の状況”を想定した場合のものだ。今回の特許承認が、必ずしもApple以外の多様なメーカーがひしめくタッチスクリーン式携帯電話市場の終焉を意味するわけではない。スマートフォン市場の未来は、Appleがこの特許を競合社に対していかに用いていくかにかかっている。もしもAppleが特許侵害のかどで任意の企業を訴えるならば、問題となるマルチタッチ・インタフェースがAppleの同技術を直接的に複製したものであることを証明しなければならないだろう。HTCのような大手企業が、iPhoneのタッチスクリーンのあらゆる特徴を丸ごとコピーするとは思えない。

 

 最も考え得るものは、Appleが同技術を他社にライセンス供与し、この特許を法廷外で活用していくというシナリオだ。この場合、iPhoneや「iPad」と同じようなタッチスクリーンの仕組みを利用したいと考えるすべての企業が、Appleに一定額の特許利用料を支払うことになる。”

 アンドロイド端末にとっては厄介なネタになるかも知れません。

 (少なくとも迂回方法を考えるなり、パテント料なりの現実的な訴訟の回避方法を考える必要はあるんじゃないかなぁと)

 特に、サムスン電子にとっては。何分一つ目のネタを見れば分かる様にアップルの逆鱗に触れていますから。

 今後これもサムスン電子叩き使われる可能性は十分有るんじゃないかなぁと私は思っています。

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