ギリシャの財政不安問題が後退し、昨日の米国株は上昇した(DJIA +76.02, NASDAQ +13.18)。これを好感して本日の日本株全般は続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,308に対して、下落銘柄数が241となった。騰落レシオは95.72%へ上昇した。
TOPIXも日経平均も短陽線で反発し、10日移動平均線を回復した。辛うじて時の利は「買い転換」したが、まだ不安定である。
日経平均ベースの予想EPS659円が正しいということを前提とすると、現在の日本株の水準はバリュエーション面から見ると「割安」である。勿論、指数の話であり、個別銘柄で業績見通しが悪い銘柄はまだまだ下げる余地はある。
TOPIX +9 @815
日経平均 +105円 @9,459円