先週は、ギリシャ問題で乱高下した。ドイツ、フランス会談で、ギリシャ支援の一応の合意がなされたということで、ユーロが値を戻し、現在、ユーロドルで、1.4310、ユーロ円で114.66であり、先週末、イタリアの格付けが引き下げられるという材料が出ており、ユーロを取引するのが難しい状態である。6月19.20日ユーロ圏財務相会合、6月21日ギリシャ改造内閣に対する信任投票、6月23.24日ユーロ圏首脳会合とユーロに関する、重要イベントが目白押しである。6月16日には、6月19.20日ユーロ圏財務相会合では、ギリシャに関する、何らかの合意がなされる可能性は少ないとのことであったが、実際のところはわからないところである。
ギリシャ問題とは、ギリシャといううんこをどこの誰に押しつけるかという問題であり、ドイツとフランスとの合意も、ギリシャ国債の民間のロールオーバーについての合意であったのであり、つまり、ギリシャというウンコを、民間に食らわせる方法についての合意だったのである。要するに、ユーロ圏で比較的財務の良いフランスとドイツとだけが、ギリシャという名のうんこを食べる必要が無く、できるだけ多くの国、団体、会社などすべての関係各位に、食べさせたいということなのである{どうせ嫌々うっ、うんこを食べるなら、みんなで食べて、いっしょにおなかを壊そう(勘違いしてはいけないのは性癖でうんこを食べるのが大好きな人も中にはいるのである!)}。みんなにウンコを食べさせることで、ドイツ、フランスのギリシャ救済に反対する有権者にも言い訳がたつのである。みんなが食べたので食べざるおえませんでしたと・・・・・(中国にでも食べさせるかな。これでも食らえ!くそ郎)。
焼こうか、煮ようか、はたまたカレー味にしようかというふうにうんこの食べ方についての方法を、いま現在、協議しているところである。
いざ食べることになると、世界経済はおそらくおなかを壊してしまうのではないか?そうウシ象は睨んでおります。
ユーロのことはさておき、今日買った本の中の一節を紹介。
ディスコルシ「ローマ史」論 著者マキァヴェリ 訳者永井三明
この時元老院は、戦争に協力するくらいなら、平民がいっそタルクィニウスを王に迎え入れることを選ぶかもしれない、と危ぶんだ。そこで平民に支持を得るために、「貧民は、その子弟を養育しているだけで、十分に社会に奉仕していることになる」と称して、塩税をはじめその他の負担を軽くしてやったのである(p153~154)。まるで民主党である。子供手当に目が眩んだか(下駄でキック)。
しかしながら、円が強いのが不思議であるが、ダウが上げているのでリスク回避というわけではなさそうであるが、もしかして、日本の増税に反応しているのかもしれないな?
とくに、いま現在、相場を動かしているのではないが、重要なことで書きしるしておく必要があるのは、中国の地方政府傘下の投資銀行が火種。債務最大180兆円規模か?である。中国の経済成長の理由が、不動産価格の値上がりを地方政府が、促進することであることも重要(役人の評価が高まる)。不動産価格の値上がりが止まると、不良債権化する恐れあり。
あと中国関係でいえば、年後半に景気減速するとのことである。となると、アメリカは年後半用景気回復といっているが、アメリカ経済そのものが、年後半に景気回復するということか?
<為替相場>
ドル円 79.30~81.20
ユーロ円 112.30~116.20
ユーロドル 1.4000~1.4650
ユーロは、冒頭に書いたとおり、ギリシャ問題で、上下に振れるのではないかと考えている。しかも、6月22日には、アメリカのFOMCがあり、おそらくこれは、前回から、そう内容が変わっているわけもなく、無視してよいとは思うが、一応注意する必要があると考えている。ここはユーロサーフィンを楽しみたいとも思うが、大波でおぼれていまうこともあるので、リスク管理だけはしっかりとしたいところ。
先週、買いを入れてロスカットした、スイスフランが、94.20まで下落している。さすがにあそこまでスイスフラン高になると、経済に悪影響を及ぼしているようである。
まず、月曜は、ユーロに売りをいれてみるか?しかし、ダウが戻しているので、逆に、リスクテイクで、ユーロがかわれるおそれがあるので注意が必要。
おそらく、いったん売られた後、ユーロ圏財務相会合で戻すか、あるいは、会合まで戻し、ギリシャの内閣改造についての信任投票まで下落かのいずれであろうとは思われる。
週の前半はユーロの重要イベントで動き、後半は重要指標(ユーロにものが結構多く出る)これで動きそうである。
問題は、アメリカの中古住宅が21日に出るので、ここで相場が動くと、相場の動きを読み違えてしまうことになりかねないということである。
<株式市場>
日経平均 9250~9650
ギリシャ問題、アメリカの景気腰折れ、円高、日経平均はかなり買い支えられているようである。アメリカの指標がいいと、一気に戻しそうな気もするので、注意が必要である(ウシ象は売り目線なので。へへへ)。先週末に、ほとんどの空売りのポジションの買い戻しが済んでいるので、月曜日は、株価が上がりますように。
しかし、フジプレアムの下落は最高でした。おそらく、専業のトレーダーがつりあげたのであろうが、ストップ高で売っておいて正解だったな。
今週は楽な相場でした。少し寄付でもするかと考えているところです。あと、やはり、勝って兜の緒を締めろというので、気を引き締めて、今週の相場に臨もうかと考えています。
ウシ象は菅改造内閣の新規入閣者についての情報をつかみましたので、ここに報告します!
以下新規入閣者は二人?であります。
震災復興担当大臣 ドラえもん(あの4次元ポケットあれば、震災復興なんて思いのまま)
防衛大臣 デビルマン(尖閣諸島に近付く中国武装漁船を、デビルアローの超音波と、デビルビームの熱光線で破壊)
「この二人の入閣が認められれば、おれは、8月までに辞任するよ」By菅首相
(やつはおそらく、辞任する気が無いな!赤字国債発行法案も度胸試し的になってきたし。否決できるものならやって見やがれ!か?)
以上、モウ象でした。