活イカのシーズンを迎え、兵庫県香美町香住区の佐津海水浴場で１９日、イカソーメンの早食い大会が開かれ、参加者らがスルスルと平らげていった。
香住観光協会が毎年この時期に開催。昨年１０月、佐津海岸を含む山陰海岸が世界ジオパーク（地質公園）に認定されたことを受け、今年は「初夏！ジオパークで食べるイカソーメン早喰（ぐ）い大会」と銘打って実施した。
県内を中心に男女２０人がエントリー。４分の制限時間内で、約４０センチの長い箸（はし）を使って、皿に入った１００グラムのイカソーメンを食べる速さを競った。
過去最速の約２０秒より速い１４秒１７のタイムで優勝した兵庫県丹波市氷上町の会社員、堂東謙治さん（５５）は「箸にひっかかりやすくするように、あまりしょうゆをつけずに食べるのがコツ。甘くておいしかった」と笑顔で話していた。
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