金融の世界でのリスクとは、不確実な度合いを意味し、通常、収益の散らばり具合を指します。この期待収益率からのばらつき具合を定量的に表したものが「分散」または「標準偏差」です。分散とは、各生起シナリオにおける予想収益率と期待収益率の差の2乗に各シナリオの発生確率をかけたものの合計で表されます。期待収益率とは、各シナリオの生起確率に応じて加重平均した収益率をいいます。そして、ポートフォリオのリスク(標準偏差)は、分散の平方根で求められます。数式で書くと次のとおりとなります。
標準偏差=√{Σ(発生確率×(予想収益率-期待収益率)^2)}=√(分散)