バカだからできる、ということが、ある雑誌に書かれていた。そこでいうバカとは、只管進み続ける人のことだ。これについては、私もその通りだと思ったことがある。バカと表現するのはよくないと思うのだが。
今の時代、英語ができないのはデメリットだと言われている。英語といえばまず単語を知らないことにはなにもできない。長文読解で知らない単語が出てきたら、前後から推測すればいい、という人もいるが、基本の単語を知っていなければ推測などできるわけがない。
最近また英単語を覚えようと思って、少しずつ覚え始めた。やはり、「単語を知っている」というだけで読める文章の幅がまるで違う。
英単語を覚えるのにオススメなのは、ユメタン。CDがくどいので頭に残るというのもあるが、結構難しいレベルの単語も入っているのでニュースなども読めるようになる。(発音記号に加えてカタカナで発音が書いてあるというのがちょっと残念だが。)
ちなみに、ユメタン3は京大・東大レベルと書いてあるが、京大・東大レベルはこの本をやらなくても解ける。私は、簡単な単語をやってもすぐ飽きると思ったのでユメタン3にした。
これまた超おすすめなのが、英単語速習術(ちくま新書)。
英語を使える形で記憶できる。この本の著者は英語の教育について深く研究されている方なので、この著者の本をあたってみるのもいいと思っている。
この著者は、"東大英語は1000単語で解ける"と言っている。
余裕が出てきたら英単語スーパー“語源”記憶術 (宝島社新書)を見てみるといいと思う。
prefix, root, suffix を意識して単語を掲載している。英語を使うという aspect では意識することの少ない単語構造だが、知っておくと理解が深まる。
ただし、最初からこれで勉強するのは難しいと思う。例文などが書いてないので初学者にはハードルが高い。英語的な感覚のあるほうが理解しやすいし、基本の意味も知らない初学者が prefix, suffix から現実に使われている意味を体系的に学ぼうなんてそもそも無理。