ここウォーカー空軍基地跡の地下にある宇宙生命研究所では、大きな問題が発生しいた。
「ウィズリー博士、結論は出ました?」
「結論など出せないよフォーター君」
「ても、ホワイトハウスでも結論を出せなくて長官にどうしたらいいかと
問い合わせが来ているみたいですが・・・」
「じゃなにか・・・ウォーター君は発表しろと言うのかね・・・」
「このことを発表すると、世界中が混乱するぞ・・・」
「まさか、今回の日本が受けた大災害が我々が関与していると分かったら・・・」
「でも、いずれマスコミが嗅ぎつけると思われますが・・・」
「その時は、ロズウェル事件のようにもみ消しますか?・・・」
「君はロズウェル事件の真相をどこまで知っているというのだ・・・」
「そう言うことは、あまり口外しない方が良いぞ・・・」
「それより、今日は愛犬”ミルク”の誕生日なんだよ、私はこれで失礼するよ・・・」
この問題の発端は、3月11日にさかのぼる。
ハワイのヒッカム空軍基地はスクランブル発進命令が出された。
ハワイ沖に数機の未確認飛行物体が現れたためである。
スクランブル発進後、未確認飛行物体とアメリカ空軍は戦闘になっていた。
「未確認飛行物体を1幾撃墜しました」
「了解撃墜付近に空母と護衛艦が向かっている」
「機長深追いはするな、約300マイル日本側に母船らしき物体を確認した」
「了解 これより帰還します」
その後、密かにヒッカム・横田・嘉手納の空軍と横浜とハワイの海軍にも出撃命令が
出ていた。
日本側には、米軍単独緊急出動訓練という名目で・・・・
「ヒッカム隊より基地へ、母船らしき物体を確認しました・・・」
「状況を報告せよ・・・」
「小型の未確認物体が近づいてきます・・・」
「攻撃を受けたら反撃せよ・・・」
「攻撃してきます、反撃します・・・」
暫く戦闘が続いた後
「ヒッカム隊は、燃料と武器補給のため帰還します・・・」
「被害を報告をせよ・・・」
「我が隊は1幾撃墜されました・・・救助をお願いします・・」
「分かった、空母と護衛艦が向かっている・・・」
その後連合軍が総攻撃を加えて戦闘機らしいUFOは撃墜された。
「母船を攻撃していますが、効果がありません・・・
強硬なバリアらしきもので守られているみたいです・・・」
その時・・
「隊長ミサイルが母船に被弾しました・・・・」
「何・・・どこから攻撃した・・・・」
「小型のUFOが出入りするルートはバリアが効いてないみたいです・・・」
「良し分かった・・・全機に告ぐ・・・ピンクレディー機に続いて
核ミサイルを発射せよ・・・・」
一斉に母船に総攻撃が開始された・・・
母船は煙を吐きながら日本の東側の太平洋上へ落下していった。
「やりました、母船が落ちていきます・・・」
その直後、大きな波しぶきと共に海の底へ・・・・
そして、大きな爆発が起きた・・・・
「ボブキャトより基地へ・・・・大変です・・・」
「どうした・・・・」
「母船の爆発の影響で日本側に大きな津波となって押し寄せています・・・」
「日本に影響を与えそうな津波なのか・・・・」
「30mほどの津波です・・・・」
「大変だ、日本政府に直ちに連絡してくれ・・・」
「司令官・・・今から連絡しても遅いと思われます・・・
津波はまもなく、日本の東北地方に達します・・・・」
「亜管総理では、対応に1年ぐらいかかってしまいますし・・・
総理はジョギング前のストレッチの時間です・・・」
「・・・・・・・・・・」
そして、もう一機のUFOが彼らの戦闘を監視している事に気づいてなかった・・・
逃げ散った小型UFOは、公園などの照明に扮して今なお偵察を行っている。
第2話へつづく・・・じゃなかった・・・ -管-
これも違った・・・・・・・・・・・・・・ -完-
*物語に登場する人物・団体・国は架空のものであり、実在するものとは
なんら関係のない事をご了承下さい。
出演者:散歩の途中で出会った外灯と、噴水と、猫と、弟の家のミルクと、CG
カメラ:With24
構 成:With24
演 出:適当にWith24
著 作:適当にWith24
C G:適当にWith24