米国マーケットを振り返る 6月6日

スケアクロウさん
スケアクロウさん
 軟調ながらも小動きで推移していたダウ平均株価ですが、1時を過ぎると下げ幅が拡大して、61.30ドル、0.50%安で終えました。



 ハイテク・セクターの低迷が目立ち、ナスダック総合指数が1.11%とダウ平均株価の下落率を大きく上回っています。



 気になったのは、新サービスiCloudを発表したアップル。1.57%ほど下げましたが、午後に入ってからの低迷が顕著でした。新サービスへの期待が大きすぎたのかもしれません。



 VIX指数は3.01%と大きく上昇して、投資家のセンチメントが悪化したことを示唆しています。やはり、午後に入ってからの上昇が目を引きます。



 ハイテク・セクターのほか、エネルギーや金融も弱く、6月2日以降マーケットの基調が変化した様子であることが気になります。

 その米国株式市場の動向が日経平均株価に大きく影響を与える点については、昨日もご報告した通りです。

 米国の景気減速感を背景に、ドル円が円高方向に振れていることが、今日の日経平均株価の重石になりそうです。



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