弱い経済指標がマーケット心理を大きく悪化させました。ダウ平均株価はザラバで下げ幅を拡げ、279.65ドル、2.22%の大幅安で終えました。
ADP社による5月の全国雇用者数が事前予想を大きく下回り、金曜日に予定される雇用統計に対する懸念が強まったことに加えて、5月のISM製造業景況指数もコンセンサスに達しませんでした。
VIX指数が18.45%の急騰となり、マーケット心理の著しい悪化を示しています。
ムーディーズ社によるギリシャ国債の格下げから、欧州の財政懸念が再び強まり、ユーロ安ドル高が急速に進んだこともマーケットの重石になりました。
為替の影響もあって、代表的なハイテク指標であるSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)が3.03%と大きく下げています。
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