ポイント
米国株式市場の大幅な下落を映して、今日の日経平均株価も厳しいスタートになりそうです。9,530円の近辺を想定しています。ザラバでは、内閣不信任決議案の採決にある程度の注目が集まりそうです。ただし、マーケットから全く無視されてきた管政権ですから、、不信任案の動向自体がマーケットに与える影響というより、為替の変化を通しての影響に注目しようと個人的には考えています。いずれにせよ、ザラバは停滞気味な推移と見ています。
米国マーケットの動向
ダウ平均株価は下げ幅を拡げ続けたまま279.65ドル、2.22%の大幅下落で終了しました。
ADP社による5月の全国雇用者数が大幅にコンセンサスを下回ったことから、金曜日の雇用統計に対する不安が高まったことが最も重要な原因と見ていますが、詳細は後程ご報告します。
今日の日経平均株価は?
CMEの日経先物価格(円ベース)9,530円の近辺を、今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。
円高に振れた為替がザラバの重石になりそうです。
午後には、内閣不信任決議案の採決に注目が集まりそうです。ただし、マーケットは管政権を全く評価してきていませんので、不信任決議の動向それ自体というより、それに伴って為替が変動する影響のほうが、個人的には、気になっています。
加えて、週間ベースの新規失業保険申請件数を控える米株先物市場の動向から目が離せません。
いずれにしても停滞気味なザラバ展開を想定しています。
「人気ブログランキング」に参加しています。記事がお役に立ちましたら、下のバナーをワン・クリックお願いいたします。大きな励みになります。
本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム