大手百貨店の夏の中元商戦が本格的に火ぶたを切ったようです。
今年は東日本大震災の被災地を支援しようと、各百貨店とも急きょ東北や北関東の名産品を取りそろえたほか、電力不足に対応した節電対策商品を強化しているようです。
三越は、日本橋店などで特設売り場を開設し、「がんばれ!東日本」コーナーを設け、仙台みそで漬けた豚肉の詰め合わせなど東北や北関東の産品15点を並べたそうです。
夏場の電力不足懸念を受けて扇子や風鈴、熱を吸収する寝具など涼しさを感じさせる商品も増やし、「節電需要」の取り込みも図っているようです。
高島屋も、岩手、宮城、福島、茨城各県の産品約30点を品ぞろえに追加し、工場が被災した岩手県の銘菓「かもめの玉子」や、宮城の地酒などを急きょ手配したそうです。
どうせ贈るなら被災地支援ができる物を贈ろうとの消費者心理を読んでいるようですね。
もちろん純粋に被災地支援をしようとの気持ちも大きいでしょうが...