年金支給開始年齢上げも=社会保障改革案に―与謝野経財相 与謝野馨経済財政担当相は30日、政府の社会保障改革に関する集中検討会議後の記者会見で、同会議が6月2日にまとめる社会保障改革案に、現在は原則65歳となっている公的年金の支給開始年齢引き上げなどを検討課題として盛り込む考えを明らかにした。
同相は、年金支給開始年齢の引き上げについて、「集中検討会議でいろんな方が強く主張されていた。まだ結論は出していないが、米国とドイツは67歳、英国は68歳と、高齢化に対応したことをしており、参考にしたい」と述べた。