東京へ帰省していた妻が仙台に帰ってきます。
先日妻の実家に行き妻と話をしましたら、
東京は宮城のように余震もなくぐっすり休めてうれしいと言っておりました。
まずはその言葉を聞いて一安心。
妻のご両親も3月11日以降ずっと心配されておりましたので、
今回の妻の帰省でずいぶん安心されたと思います。
先日の出張の際、福島県の私の実家にも帰りましたが、
私の両親や弟夫婦もいつもどおり普通の生活を送っており安心しました。
しかし、いつもと変わらぬ自然あふれる故郷に吹くこの爽やかな風の中にも、
放射能が微量ながら存在しているのかと思うと残念でなりません。
最近の原発報道や国会のやり取りを見ていても、
なんとも微妙なもやもやした気持ちになるのは私だけではないと思います。
現在はマスコミも国会も当時の政府・東電の対応の過ちを指摘するだけでなく、
いち早く放射能漏れを封じ込めるために何をなすべきかを考えることを最優先すべきです。
ある政党は内閣不信任案をだすことに力を注いでいるようですが、
現時点で政局の混乱を招くことがいかに不条理なことであるかも分からないようです。
しかも政権政党内部でもとんちんかんな若手議員の離党問題を初め、
身内から倒閣への画策も見え隠れし始めている始末。
本当にこんなことで、日本はスピードある復興がはかれるのか甚だ疑問に思います。
26日の読売新聞宮城地方版には、
民間賃貸住宅「被災者お断り」仙台で相次ぐ という記事が載っています。
被災して困っている方に対し、仙台ではこんなことが起こっています。
日本全国から多くの善意が寄せられている中で、
被災県宮城の中でもこんなことが起こっているとはとても悲しいです。
本当に今政治家が力を注いでやらなければいけないことは、
いろいろ他にたくさんあると思うのですが…