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米S&P:ブラジルの外貨建て格付け見通しをポジティブに上げ (2)
5月23日(ブルームバーグ):米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はブラジルの長期外貨建て格付け見通しを「ステーブル(安定的)」から「ポジティブ(強含み)」に引き上げた。長期的な景気見通しの改善を理由に挙げている。
S&Pは発表資料で、ブラジル政府が「財政、金融、信用政策の調整を継続することで、最近のマクロ経済の回復を支援する姿勢をあらためて示した」と指摘。同国の現在の外貨建て長期債格付けは投資適格級で最下位の「BBB-(マイナス)」。4月にはフィッチ・レーティングスが同国の格付けを「BBB」と、ジャンク級を2段階上回る水準に引き上げていた。
S&Pはポジティブの見通しについて、「ブラジルのマクロ経済の安定を支える柱が向こう数年間にわたって強さを増し続け、同国の財政上の制約や外的ショックに対する弱さが徐々に減少する可能性の高まりを反映している」と説明。
さらに、「財政目標達成への継続的な取り組みとインフレ期待を抑制する慎重な金融政策が、投資家の信頼感回復に向けた土台を徐々に整えるとみられる」と付け加えた。
JPモルガン・チェースによると、ブラジルのドル建て債の米国債に対する平均上乗せ利回り(スプレッド)は23日、165ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、昨年12月31日の189bpを下回っている。3月8日には156bpと、2007年7月以来の低水準となっていた。
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