株のトレードではタイミングが重要だ。
「谷超えで買い、山越えで売る。」これは純張りの鉄則だけれど、超えたという判断をどこですればいいのだろう。チャートで下降トレンドが上昇に転じたのを視覚的に確認して買えば儲かるのであれば苦労は要らない。5-25のGCが発生しているときはチャートでも上昇に転じたように見える。これが成功するのは1~数ケ月に及ぶ大きな波動のときだけである。10年の日々データで検証してみるとGCDC法で利益になっている銘柄も結構ある。しかし、取れるときは大きく取れるが出遅れによるだましも多いのでたいていの銘柄ではこの手はあまり有効ではない。X日新値法では4日~5日新値がこれに大体相当する。数日から2週間くらいの波ではこのような確認では遅すぎる。1日新値や2日新値の方が多くの銘柄で成績がよい。しかし、この方法による買い転換の段階ではトレンドを抜けたとはチャートからは判断できない。しかし、その後大きな陽線となってそのまま利益となることが多い。要するに短期スウィングでは日足チャートでの確認では遅すぎることが多い。ギャップアップ(GU)の場合も同じだ。逆指値で指定してあればGU寄付に近いところで乗っていける。勿論GUの後一旦押すことはよくあるがきっちり押し目を捕らえることは難しい。GUの検証では乗っていったほうがずっと成績はよい。要するに言いたいことは逆張りで待ち伏せし、早乗りするのがいい。降りるときも当然早降りでなければならない。