ギリシアの債券格付けの引き下げを嫌気して、昨日の米国株は反落した(DJIA -93.28, NASDAQ -19.99)。これを受けて、香港株、上海株、韓国株などのアジア市場が全面安となり、本日の日本株全般も続落した。東証1部では、上昇銘柄数が363に対して、下落銘柄数は1,202となった。騰落レシオは84.39%。
TOPIXも日経平均も下放れて始まり陰線で終えた。ともに10日移動平均線の下にあり、時の利は「売り」である。特に、TOPIXは3月下旬以来続いていていた保ち合い相場のレンジ下限を割り込んだ。数日以内にレンジ内に戻れないと、下げ圧力が増すことになる。何故なら、TOPIXに連動した銘柄ならで3月下旬以降買った人の殆ど全員がその玉に含み損を抱えていることになるからだ。
TOPIX -10 @817
日経平均 -147円 @9,460円
先週木曜日にオートパイロットで売り仕掛けした玉は、本日、目標利幅に達し、全て利食い手仕舞いとなった。