今外資のIT企業で派遣で働いて二週間が過ぎた。
契約はとりあえず6月末までとなっていて、前は社員の話とかもあったけど、なんか流れてしまったみたいだね(汗)。
でも社内の雰囲気は悪くない。自分が今やってる事は、本当に単純な飛び込み営業的な電話業務だが、最近やっと慣れてきたし。
困っている事と言えば、お昼に社員の人達とランチに行く事が多いのだが、その平均ランチ代が1000円ぐらい。これはちょっと自分にとっては冒険というか。いつも大体5~600円ぐらいですませてたからね(汗)。
でもみんなおいしいお店を知っているし、そういう所のランチを食べると、やっぱり違うんだよね。スープからデザートまでついてて、食べ終わった後も本当に満足感がある。自分は食べる事には割と淡泊なんだけど、やっぱり一度こういうのを知ってしまうとその値段の差がよくわかる。
それでふと思ったのが、やっぱりこういう人達が増えないと日本経済は良くならないんだなぁということ。しっかり働いて、お金を使う。最近の日本人はどうやったらリスクを取らないでお金をなるべく使わないでいけるかみたいな事ばかり考えているからね。弁当男子なんかがどんだけ増えても経済はよくならない。若いんだからそんな事にエネルギーを使わないでその分もっと働いて稼げって言いたくなる。
今、牛丼が250円とかいってるけど、安くなればなるほど当然人件費は切り詰められる。吉野家とかはそれを補うために店員は中国人を雇う。中国人が増えるという事が悪いという事ではないけど、安くなればなるほど日本人の雇用がどんどんなくなっていくのはなんとも皮肉。
食べている人も低所得者が多いだろうからまさに自分たちの食いぶちを自分たちで減らしているのと同じなんだよね。牛丼が安くなっても仕事がなくなったらしょうがないじゃんって思うんだけど、やっぱり目の前の安さにひかれてしまうんだよね。こういうのが貧乏人特有のメンタリティです。
これはすきやとかに言える事だし、最近の焼き肉店の事件とかも根本的には繋がっていると思う。安いのはいいけど、サービスはそれ以上を求められる。すきやなんか、何店かの店舗を見たけど、店内を見ていると明らかに店員の数が少ないと思う。お勘定の時とかも平気で待たされるので、結構イライラしてしまうから最近あまり行かなくなった。
この10年間このデフレで悪循環で、どんどん日本人の活気は奪われていて、メンタリティは貧しくなっていると思う。
安さを追求する社会とかビジネスって大抵の場合、努力しても無駄みたいな閉塞感を生みだして、お互い共倒れになってしまうだよね。