kabukabumanさんのブログ
☆2:8(ニッパチ)の法則その②
以前ご紹介した2・8(ニッパチ)の法則とはパレートの法則を営業活動に応用したもので
例えば10軒得意先があれば、そのうち2軒で売り上げの80%を占めるのが一般的という
経験則から生まれたものです。
この原理を株に当て嵌めるのは少々こじつけになりますが
具体的には100万円の資金で5銘柄買うとすれば80万円を1銘柄に
20万円を4銘柄に分散投資するというイメージです。
しかし投資の場合2:8はやや極端で、経験的には4:6~5:5といった比率が妥当だと思います。
つまり5銘柄に同じ比率(1:1:1:1:1)で分散投資すればリスクは最小限に抑えられても
株式投資は基本的にローリスク・ローリターンorハイリスク・ハイリターンの世界ですから
本命株とそうでない銘柄を区別してメリハリを付け様という考えです。
つまりリスクを何処まで許容し、リターンを何処まで追及するかによって運用の仕方が変わります。
2・8の法則を採用すればリターンを80%追求する代わりにリスクも80%容認すると訳ですから
特に信用取引の場合はそれなりのリスクヘッジを講じることも重要になります。
また同様の理由から、本命に選ぶ銘柄は出来るだけ知識や興味が豊富な分野
或いは情報を入手し易い銘柄を選ぶことが重要です。
(注)パレートの法則(Wikipediaより)
経済に於いて全体の数値の大部分は、全体を構成する一部の要素が生み出しているという説で
80:20の法則(2:8の法則)やばらつきの法則などと呼ばれることもあるが本来は別のものである。
-
タグ: