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swq*k3*8さん
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この夏に実施される15%節電で役に立つ「サバイバル生活術」

週プレNEWS 5月18日(水)21時24分配信 5月17日、経済産業省は電力需給対策緊急本部がまとめた「夏期の電力需給対策」を発表した。それによると、東京電力・東北電力の管内において、7~9月の平日9:00~20:00のピーク時・時間帯において、使用最大電力を“昨年比15%抑制”するというもの。

 懸念されていた「計画停電」はセーフティネットになりそうだが、各個人が節電を意識した生活を送ることは避けられそうにない。

 完全に電気に頼った生活をしている我々は、まず「『電気ナシ生活』を知ること」が重要だと、災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏は言う。

「普段、街のネオンライトとか街灯とか車のライトがあるから、真っ暗な状態ってほとんど経験ない。でも本当の暗闇の中だと、人は方向感覚がなくなってしまう」(和田氏)

 いざ電気が無くなったときにあわてないように、今から緊急時のための知識をつけとくことが重要だ。停電すると、冷蔵庫などの家電が使えなくなるのはもちろんのこと、マンションの場合はエレベーターも止まり、電動汲み上げポンプも作動せず断水してしまう。結果、トイレも使用できなくなる。もちろん最近では、緊急時グッズが数多く発売されているが、「家にあるもの、簡単に入手できるものを応用してサバイバルする知識と経験を持っているほうが強い」と、和田氏は言う。

 以下は、身の回りのものでできる、緊急時の代用品だ。

●明かり
空き缶の胴体部を丸くくり抜き、ランプの燃料になるサラダオイルを空き缶の底に入れる。オイルに浸したティッシュを丸めて、周囲をアルミホイルで巻くと、数時間使えるランプが作成できる。

●水の確保
給水場などに水をもらいに行く際、ポリタンクが無くてもスーパーのレジ袋を二重にすることで代用できる。また、水はかなり重いので、キャスター付きのカートや旅行バッグで運ぶと楽。

●水の濾過(ろか)
水道水が確保できなかった場合は、川の水を濾過する。それだけでは細菌を取り除いていないので、蒸留水を作る。ペットボトルの底を切り取り、逆さまにしてティッシュ、小石、石、炭、小石、ティッシュの層を作る。そして一番上に布をかぶせる。蒸留するには、ヤカンの注ぎ口の水蒸気をコップで受け、水滴を落とす。

●水洗トイレ
大の場合、トイレにビニールをかぶせて用を足して、終わったら消臭剤をふきかけ、燃えるゴミとして捨てる。

●シャワー
スーパーのレジ袋に水を入れて外に出しておくと温水になる。それに穴を開けるとシャワーとして使用できる。

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