昨日の米国株は続落した(DJIA -47.38, NASDAQ -46.16)。これを受けて本日の日本株全般も下げたが、昨日に続き、下げ渋った。東証1部では、上昇銘柄数が613に対して、下落銘柄数は910となった。騰落レシオは86.40%。
TOPIXも日経平均も下げて始まったが、下げ渋りが昨日以上に顕著となった。TOPIXは3月下旬以来の保ち合いレンジの下限まで下げてきたが、日経平均ではもう少し余力がある。米国株の下げが止まると、自律反発が予想される。しかし、その場合でも、保ち合い相場のレンジ上限が強い抵抗線となるだろう。現在の企業業績予想というファンダメンタルズから判断すると5月2日高値が上限と推定できるからだ。後は、時間の推移とともに業績上振れと期待できるような支援材料が出てくれば、5月2日高値を更新することになるだろうが、現時点ではまだ見えてこない。
TOPIX -1 @828
日経平均 +9円 @9,567円