気象庁は今夏の天候について、「猛暑となった昨年並みとなることはなく、平年よりもやや高い」との見方を示している。猛暑の要因となったラニーニャ現象が終息し、近年の温暖化傾向の影響を踏まえて分析した。
ラニーニャは太平洋赤道域東部の海水温が下がる現象。太平洋西部のインドネシア近海に温かい海水が送り込まれて発生した積乱雲が太平洋高気圧の勢力を強めた。昨夏はさらに、偏西風が北寄りになった影響を受け、太平洋高気圧が本州付近に張り出したため猛暑となった。
北からの冷たい「やませ」をもたらすオホーツク海高気圧が発生しなかったことも暑い日が続いた要因の一つだという。
気象庁によると、夏の平均気温は年々上昇しており、100年前と比べ、約1度上昇。ここ10年では、平年値(昭和46年~平成12年の平均値)を下回ったのは平成15年のみとなっており、今年の夏についても「やや高め」と予測した。
ただ、偏西風の動きは、長期予報で使用される海水温の推移からは正確に判断するのは難しく、「偏西風の動き次第で気温が上下する可能性がある」(気象庁)としている。
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